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たるみを撃退！フェイスリフトと二重アゴ筋肉縛りの術後の経過を、症例写真付きで解説

更新日: 2022.01.10
監修医師: 医療法人社団有恒会オザキクリニック新宿院院長山崎智徳

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加齢とともに現れる、フェイスラインや首、目元のたるみ。人目につきやすく、老けた印象を与えてしまうため、できるなら改善したいものです。

たるみ改善に効果的な施術はいくつかありますが、当院が特に自信をもっておすすめしているのが、「フェイスリフト」と「二重アゴ筋肉縛り」の2つのリフトアップ施術。

今回は実際に施術を受けたモニターさんの症例写真とともに、術後の経過を詳しく紹介していきます。

フェイスリフトとは？

身体の筋肉は、加齢とともに衰えていきます。これは顔の筋肉（表情筋）も同じ。顔の土台である表情筋がゆるむと、脂肪が下垂します。すると脂肪を支えられなくなった皮膚が伸びてしまい、「ブルドッグ顔」といわれるような状態に。

「フェイスリフト」は、一度の施術で「筋肉のたるみ」「脂肪のたるみ」「皮膚のたるみ」すべてにアプローチし、ブルドッグ顔を解消するリフトアップ施術です。

まずは頬・アゴ下の脂肪吸引をおこない、たるみの原因となっている下垂してきた脂肪をしっかりと除去。その後こめかみから耳の裏、首筋にかけて広範囲の皮膚を剥離し引き上げます。フェイスラインのたるみはもちろん、首のたるみも改善可能な施術です。

フェイスリフトの詳細を見る

二重アゴ筋肉縛り（ペリカン手術）とは？

「二重アゴ筋肉縛り」とは、二重アゴやフェイスラインの悩みを解決し、すっきり美しいVラインを叶える施術。この施術で特に重点的にアプローチするのは、「広頚筋（こうけいきん）」と呼ばれる首の筋肉です。

首の筋肉の中でも広頚筋は皮膚表面に近い位置にあり、広頚筋がゆるんだり痩せてきたりすると、皮膚にゆがみが生じて首のシワやたるみが現れます。また、広頚筋は頬や口角などの表情筋と連動しているため、広頚筋がゆるむとフェイスラインが崩れてしまう要因に。

「二重アゴ筋肉縛り」では、頬とアゴ下の脂肪を除去後、広頚筋をコルセットのように強く引き締め、たるんだ皮膚を取り除きます。これにより、フェイスラインと首の境界がはっきりし、二重アゴの改善が期待できるのです。

二重アゴ筋肉縛りの詳細を見る

まぶた・こめかみリフトとは？

「まぶた・こめかみリフト」とは、ポニーテールをつくるようにこめかみ部分の皮膚を引き上げることで、上まぶたを強力にリフトアップ。上まぶたのたるみや目尻の深いシワを解消する施術です。

「まぶた・こめかみリフト」では、側頭部を数センチ切開して、たるんでしまった皮膚を取り除き引き上げます。メスを使いますが、側頭部に細い切り傷ができるだけで、髪の毛で自然に隠すことができます。もちろん、施術のために髪の毛を切ったり剃ったりする必要もなし。切開箇所の髪の毛がなくなるといったトラブルもありません。

たるんでしまった皮膚そのものを切り取り、引き上げるためリフトアップ効果は絶大。高い持続性が期待できます。

まぶた・こめかみリフトの詳細を見る

術後の経過は？

前出の3つの施術を受けたモニターさんの、術後の経過を詳しく解説していきます。

施術前

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: 今回施術を受けられたのは、60代の女性。フェイスラインや目元、アゴ下など全体的にたるみが気になるとのご相談でした。

カウンセリングと診察の結果、「フェイスリフト」「二重アゴ筋肉縛り」「まぶた・こめかみリフト」の3つの施術をおこなうことになりました。

施術直後

施術直後の様子をご覧になりたい方はこちらをクリック。※腫れや内出血が強く出ているため、苦手な方は閲覧にご注意ください。施術直後から、強い腫れが見受けられます。内出血もうっすら出現しているようです。

施術翌日

施術翌日の様子をご覧になりたい方はこちらをクリック。※腫れや内出血が強く出ているため、苦手な方は閲覧にご注意ください。

施術翌日も腫れが続き、目の周りに強い内出血が確認できます。

腫れや内出血が強く出るのは、しっかりと皮膚を剥離し引き上げた証拠。フェイスリフトは、皮膚の剥離範囲を少なくすることでダウンタイムを極力抑えることができますが、それではしっかりとしたリフトアップ効果が得られず、すぐに後戻りしてしまう可能性があります。

当院では広範囲の皮膚を剥離し引き上げ、「リガメント（靭帯）」の処置も実施。リガメントとは細い紐状の靭帯を指し、皮膚と骨を固定する役割を担っています。ただ皮膚の一部を引き上げて縫合するだけでは、このリガメントが引き上げの阻害となり、後戻りしやすい状態に。そこで当院ではこのリガメントを一度剥離し、引き上げた部位に再度糸でしっかりと固定することで、後戻りしにくい仕上がりを実現しているのです。

処置をしっかりおこなっている分ダウンタイムは発生してしまいますが、後戻りが少なく、高いリフトアップ効果が得られます。

施術から3日目

施術翌日の様子をご覧になりたい方はこちらをクリック。※腫れや内出血が強く出ているため、苦手な方は閲覧にご注意ください。腫れと内出血がピークを迎えました。

施術から4日目

施術翌日の様子をご覧になりたい方はこちらをクリック。※腫れや内出血が強く出ているため、苦手な方は閲覧にご注意ください。4日目を境に、徐々に腫れと内出血の症状は落ち着いていきました。

施術から1ヶ月後（メイク無し）

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: 施術から1ヶ月後の様子です。術後1ヶ月間はより美しいVライン形成のために、フェイスバンドでの固定を続けてもらいました。それによってフェイスラインをキレイに整える効果はもちろん、ダウンタイムの軽減効果も得られるため、今回のモニターさんも術後1ヶ月で腫れや内出血がかなり改善されています。

施術から1ヶ月後（メイク有り）

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: メイクをすると、内出血はほぼ目立ちません。

施術から1ヶ月後の傷跡は？

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: 傷跡の様子です。まだ赤みがありますが、アゴ下・耳裏と人目につきにくい箇所なので、気にされなかったようです。

施術から3ヶ月後（メイク無し）

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: 施術から3ヶ月経過した養様子です。腫れと内出血はほぼ引き、フェイスラインがシャープになっています。

施術から3ヶ月後（メイク有り）

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: メイクをすると、さらに若返ったような印象になります。

施術から3ヶ月後の傷跡は？

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: 傷跡はまだうっすらと赤みがありますが、徐々に目立たなくなってきています。

施術から6ヶ月後（メイク無し）

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: 目元含め顔全体のたるみが改善され、かなりシャープなラインが形成されています。腫れや内出血もまったくありません。目元も見開きが良くなっています。

施術から6ヶ月後（メイク有り）

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: メイクをすると、自然と華やかな印象になっています。知人に「若々しくなった！」と褒められるようになったそうです。

施術から6ヶ月後の傷跡は？

※画像を拡大して見たい方はこちらをクリック。: 傷跡の赤みもほぼなくなり、言われないと気づかないほどになりました！

ビフォーアフター比較

目元の見開きが良くなり、フェイスラインが引き上がったのが分かります。小顔効果も現れているようです。

ビフォーアフター比較

横顔を比較すると、リフトアップ効果がさらに顕著です。ブルドッグのように垂れ下がっていた頬が引き上がり、アゴ下が短くなっています。首のラインも美しくなりました。

ビフォーアフター比較

傷跡の経過も比較していきましょう。1ヶ月後と6ヶ月後のアゴ裏の傷跡の経過写真です。

ビフォーアフター比較

1ヶ月後と6ヶ月後の耳裏の傷跡の経過写真です。傷跡も1ヶ月後と6ヶ月後で比較すると、ほぼ目立たない状態まで改善しているのが分かります。

顔のたるみを解消して、少しだけ時間を巻き戻そう

今回の施術のポイントは以下の通りとなります。

・たるみの原因となっている余分な皮膚を、適切に切除
・余分な脂肪も同時に吸引
・皮膚を広範囲にわたってしっかり剥離
・皮膚表面だけでなくリガメントの処置もしっかりおこない、根本から引き上げ固定
・「二重アゴ筋肉縛り」でフェイスライン・首のたるみも改善し、どの角度から見てもキレイなVラインを形成

「フェイスリフト」と「二重アゴ筋肉縛り」を同時におこなうことで、目元のたるみ、頬や口元のたるみ、アゴ下と首のたるみなどあらゆるたるみを一気に改善することができます。

正面からも横顔からも、どこから見ても美しいフェイスラインに整えることができるこのメニュー。たるみに悩まれていたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。