美容コラム
目は顔のパーツの中でも、ひときわ周りの目を引きやすいパーツです。目元がたるむと顔が老けて見える原因にもなるので注意しましょう。
目元のたるみが気になるという人の数は、年を重ねるごとに増える傾向にあります。放置せず、気付いたら早めに対策をとることが大事です。
この記事では、目元がたるむ原因や対策方法について解説します。
同じように見えるたるみでも、できた原因が異なれば、効果的な対策も異なります。目元の場合、たるみができる原因は主に3つです。
正しく対策するためにも、たるみができる原因について理解しておきましょう。この段落では、目元にたるみができる原因を3つ紹介します。
肌は、真皮層が表皮を支えることによってハリや弾力を保っています。真皮層とは肌を形成する層のうち、表皮、基底膜のさらに奥にある層のことです。
コラーゲン、エラスチン、線維芽細胞が網目状の骨組みを作り、その内側にヒアルロン酸を抱え込む形で水分を保持しています。しっかり網目の状態を保っている間は、ヒアルロン酸がたっぷりと水分を抱え込むことができるので、肌はみずみずしく弾力も感じられる状態です。
しかし、コラーゲンやエラスチンが減ると、網目状の組織を維持できなくなってしまいます。基底層との結合が切れると表皮を下支えすることができません。組織内にヒアルロン酸を留め置けなくなるため、弾力も失われてしまいます。
乾燥や紫外線など外部刺激の影響を最初に受けるのは、表皮の角質層です。角質層が傷つきはがれると、肌の内部から水分が抜け出しやすくなる一方で、外部からの刺激や有害物質は浸入しやすくなります。入り込んだ外部刺激や有害物質の影響を受けるのは、深い位置にある真皮層も例外ではありません。
外部刺激によって組織が衰退すると、ハリが失われてたるみが生じます。たるみを防いだり、進行を抑えたりするためには、肌内部のコラーゲンやエラスチンなどの生成を促すことが大切です。
眼窩(目のくぼみ)に納まっている眼球は、クッションのような役割をしている眼窩脂肪に支えられています。眼球の重みを支えている眼窩脂肪が外まではみ出してこないのは、眼輪筋という目の周りにある筋肉に覆われているからです。
眼輪筋は同心円状に並んだ3つの部分からできている筋肉で、収縮することによってまぶたが閉じます。涙袋の下に見られる目袋は、下側の眼輪筋の中心に近い部分が眼窩脂肪によって前に押し出されたものです。眼輪筋の筋力が十分にあるうちは、目袋はふっくらとハリのあるふくらみなので、老けた印象にはなりません。
ところが、眼輪筋の筋力が低下してくると、眼球の重さで前にはみ出てこようとする眼窩脂肪を定位置に押し止められなくなってきます。眼輪筋の筋力低下によって、眼窩脂肪のせり出しが大きくなったものがたるみです。
目元のたるみが進行すると、前に押し出された眼窩脂肪が重力で下に下がってきます。涙袋のようなハリのあるふくらみではなく、中央や縁がへこんだ状態です。へこみが深くなり影ができると、不健康な印象になりかねません。
眼輪筋の筋力低下は、主に加齢によって起こります。しかし、若い人は眼輪筋衰退の心配がないということではありません。眼輪筋を使わない状態が続くと、筋力は衰えてしまいます。目元をたるませないためには、眼輪筋を適度に使う習慣をつけることが大切です。
日常的に目を酷使している人は、目の疲れによって眼輪筋の筋力が低下します。瞬きの回数が減り、眼輪筋が動かない状態が長時間続くからです。
目を酷使している人といって多くの人が思い浮かべるのは、仕事でパソコンを使用する人や、細かい作業をする人かもしれません。仕事が終わって遠くを見ようとしてもすぐにはピントが合わないということが、経験的にわかるからでしょう。
瞬きをせずに同じ距離の画面を見続けるという点では、テレビやゲームなども同様です。焦点を動かさない状態が長時間続くため、目の疲労が溜まります。
若い人を中心にパソコンやテレビ以上に眼輪筋の筋力低下を招いているのが、スマートフォンの使用です。
スマートフォンの画面は小さいため、Webサイトや動画を見るときには、パソコンなどよりも目の近くまで画面を持ってきて見ます。
しかも、スマートフォンは、1台で電話、パソコン、ゲーム機、ミュージックプレーヤーなど何台分もの働きをするアイテムです。別のことをしているつもりでも、結果的に長時間スマートフォンの画面を見続けることになってしまいます。
焦点がずっとスマートフォンの画面に固定されてしまうと、その間は眼輪筋もその周囲の筋肉もほとんど動く機会がありません。
日常生活で目を使い過ぎると、若いうちから眼輪筋の筋力を低下させてしまう可能性があります。既に筋力が低下しているところに加齢による筋力低下も加わると、より目元にたるみができやすくなるため注意が必要です。
肌のハリや弾力を維持するためには、肌が受けるダメージをできるだけ小さく抑えることも必要です。体や肌にダメージを与えるのは、乾燥や紫外線など外部からの刺激だけではありません。体の中で発生する有害物質によって、肌がダメージを受けることもあります。
コエンザイムQ10は、体の中で発生する有害な活性酸素の働きを和らげてくれる高い抗酸化作用を持つ物質です。体内で生成される物質ですが、20歳をピークに加齢とともに量が減ってしまいます。たるみを防ぐためには、積極的に摂取して十分な量を維持する必要があるでしょう。
ポイント1:高い保湿力
まず注目したいのは高い保湿力です。弾むような肌のハリを維持するためには、不足している水分を補うだけでなく、与えた水分を逃さないようにする必要があります。
ポイント2:成分
次に大事なポイントは、直接肌にハリを与えたり、コラーゲンの生成や吸収を助けたりする成分を含んでいることです。ハリが失われるのを防ぎながら、ハリを増していくことで、たるみができにくい状態にしていきます。
ポイント3:価格
そしてもう1つ大事なポイントが、続けやすい価格であるという点です。化粧品には即効性は期待できません。継続的に使い続けることが、ハリを維持することにつながります。
目元のたるみ対策には、アイクリームなど目元専用の化粧品が効果的です。
ただし、塗る際にこすって強い刺激を与えてしまうと、肌を傷つけかねません。肌が傷つくとかえってたるみの原因になってしまいます。正しいアイクリームの塗り方を覚えましょう。
まず、手に取った適量のアイクリームを目の周囲に乗せます。次に指の腹を使ってなじませていくのですが、指の動かし方が重要です。目尻から目頭の方へ向かっては目の下側を通り、目頭からこめかみに向けてはまぶたの上を通ります。力を入れず優しくなでるようにスライドさせていくのが上手に塗るコツです。
Web上などでは「たるみ改善」を謳ったマッサージやトレーニングの方法が多数紹介されています。しかし、実際に行ってしまうと、かえって肌のシワやたるみを誘発する可能性が高いものも少なくありません。
目の周りの皮膚は薄くデリケートです。アイメイクを落とす際に力の入れ具合や触る場所を誤っただけでも、かなり深いところまで傷ついてしまうことがあります。
そのような場所に、リンパを流すためにマッサージを施したり、眼輪筋を鍛える目的でトレーニングを行ったりしたらどうなるでしょうか。過度に力がかかって角質層がはがれたり、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの網目組織が壊れたりしかねません。
目元のたるみは鏡に映せば目に入る場所なので、つい自分で何とかしたいと思ってしまいます。しかし、マッサージやトレーニングによる改善は禁物です。
たるみが改善できないうえに、摩擦によってシワやくすみができてしまうということもあり得ます。目元は特に目立つ部分ですから、余分なシワやくすみができてしまったのでは悔やんでも悔やみきれません。
本気で目元のたるみを改善するつもりなら、マッサージやトレーニングをするのは避けましょう。美容外科や美容皮膚科など目元のたるみ改善に詳しい医師に相談するのがおすすめです。
ご自宅のケアだけで改善しない目元のたるみには、ヒアルロン酸の注入や溶ける糸を使った施術で手軽に改善することができます。また、外科治療をおこなうことでお悩みから解放されることも。お悩みの方はぜひご検討ください。
目の下のクマやたるみが気になるけど、手術が怖い、ダウンタイムが取れないという方に、『ヒアルロン酸注射(目の下)』の治療はとてもおすすめです。大きなメリットは、ダウンタイムが少ない、即効性などが挙げられます。「ヒアルロン酸」は、緩やかに体内に吸収されますが、目の下のクマやたるみがなくなった際の自分の顔の印象を確認できたり、迷いがあるが少し試してみたいといった場合に、この特徴がメリットになることもあります。
自然で美しい仕上がりを実現するために、当院では「マルチレイヤーテクニック」という術式を取り入れています。目黒祐天寺院の朽木院長の名前をとって「朽木式」とも呼ばれるこの術式は、筋肉の動きに合わせた画期的な注入法です。
こちらはヒアルロン酸注射(目の下)の症例写真です。テオシアルRHA4 3本+ジュビダームビスタ ボルベラ4本独自の「マルチレイヤーテクニック」により、ヒアルロン酸を皮膚の浅層部と深層部に注入。表情を動かしても自然な仕上がりになりました。
アイスレッドは、目の下にできてしまった不自然なふくらみを改善する目元治療です。緩んだ眼輪筋、眼窩隔膜を溶ける糸を使用して引き上げます。また目の下の小ジワ、ちりめんジワにも効果的。お悩みによって挿入本数のご提案をいたします。目の下のふくらみや小ジワが気になるけれど、切開することに抵抗があるという方におすすめの治療です。
こちらはアイスレッドの症例写真です。目の下にアイスレッドを20本挿入しています。糸による押さえこみにより目の下のたるみが改善しました。
『3Dリポアイリフト』は、突出した眼窩脂肪を取り除く「脱脂術」と、脂肪細胞を活用して目元にハリをよみがえらせる「脂肪注入」をセットにした複合治療です。
「脂肪注入」は、脂肪が減少してしまった目元や頬に、腹部などから採取した脂肪細胞でボリュームを補充する方法で、目元にふっくらとしたハリがよみがえります。自身の脂肪細胞を使うので、感触や仕上がりがとてもナチュラル。しかも、アレルギーなどの心配がないので安心です。
『3Dリポアイリフト』なら、「眼窩脂肪の突出」「皮下脂肪の減少」を同時に解消でき、目の下のクマを解消し、明るい目元へと導きます。
3Dリポアイリフトの詳細を見る
以下のコラムでは、実際に外科治療を受けた方の症例写真を公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【40代女性ご相談】目下の膨らみ改善|3Dリポアイリフト+裏ハムラ法3ヶ月経過
【40代女性ご相談】目の下の膨らみ・クマ改善|3Dリポアイリフト+裏ハムラ法6ヶ月経過
目元のたるみが目立つと、顔の印象が老けて見られがちです。目元にたるみができる原因を理解し、改善に必要なケアを実践しましょう。目元のたるみは、自宅で鏡を見ながらただ悩んでいるだけではいつまでも解決しません。
オザキクリニックでは、目元のたるみの相談を随時受け付けています。個々の悩みに合わせた治療法をご提案いたしますので、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
本サイトを運営しているオザキクリニックでは、無料でメールカウンセリングを行っています。左記フォームよりご相談内容をお送りいただきますと、専門ドクターやカウンセラーがご相談内容に対して丁寧にお答えします。
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