鼻プロテーゼ

プロテーゼは、人工軟骨のことで医療用シリコンでできています。プロテーゼは心臓の人工弁や人工関節などの素材としても用いられ、変形や変質もほとんどなく安全性や耐衝撃性に優れています。
オザキクリニックでは、一人ひとりの顔の形や鼻の骨の形などを考慮して、希望の高さ･形に合わせて、オーダーメイドのプロテーゼを制作しています。そのため、きちんと高さを出しながらも、ごく自然にな仕上がりとなります。

カウンセリングにて現在の鼻の形やご希望の鼻の高さを確認し、顔全体のバランスをみながらオーダーメイドのプロテーゼを用意します。
確認後は麻酔をして、鼻の穴の中を切開します。

切開後、プロテーゼを通すために骨膜部分を一部剥離します。

鼻の骨に沿って骨膜下にプロテーゼを調整して挿入し、切開部分を糸で丁寧に縫合します。縫合したらテープでしっかり固定して完了です。

「鼻中隔延長」は、鼻の奥にある軟骨の一部を移植（移動）することで、鼻先の鼻翼軟骨を押し出して鼻を高くすることができます。鼻先の長さや角度を整えるため、鼻柱が下向きになり、鼻の穴が目立ちにくくなります。

「耳介軟骨移植」は、自身の耳の軟骨を使用して鼻先を高くしたり、「だんご鼻」とよばれる丸い鼻先をシャープに整える施術です。プロテーゼと違って自家組織を使うため、鼻先への負担が少なく安全に鼻先を高くすることができます。

「鼻尖形成」は、鼻先を細くシャープに整える鼻整形です。鼻先の余分な脂肪と軟骨を除去して、左右の鼻翼を中央へ寄せて縫合します。一人ひとりの鼻の状態や希望に合わせ、先端の形や高さ、向きを調整して自然に仕上げていきます。