鼻唇角の角度を形成し、美しい口元に

猫手術(鼻唇角形成術)は、鼻柱基部に組織を挿入し、鼻唇角と呼ばれる角度に変化を持たせる施術です。人中短縮・Cカール形成や口ゴボの改善にも効果があります。顔がのっぺりしているのが気になる、横顔のバランスを整えたい方におすすめです。

こんな⽅におすすめですその特徴と5つのポイント

  • 口元の突出(口ゴボ)を緩和したい

  • 鼻下が長く見えるのを改善したい

  • 鼻柱が凹んでいるのを改善したい

  • 顔がのっぺりしているのが気になる

  • 顔の正面だけでなく横顔もきれいに整えたい

猫手術(鼻唇角形成術)の特徴と効果

猫手術(鼻唇角形成術)とは

鼻柱基部に組織を挿入し、鼻唇角に変化を持たせる

鼻唇角とは、鼻柱基部(鼻柱の付け根)と上唇のラインによってできる角度のことで、東洋人の場合90~95°くらいが美しいと言われています。

鼻柱基部が凹んでいると鼻唇角が鋭角となり口元が突出して見えるため、不機嫌な印象を与えてしまうことがあります。そこで鼻柱基部に組織を挿入して凹みを内側から持ち上げることで、バランスの整った横顔を実現するのが猫手術(鼻唇角形成術)です。

猫手術(鼻唇角形成術)で期待できる効果

人中短縮・Cカール形成

Cカールとは、顔を横から見た際に、鼻唇角が滑らかな「C」を描く曲線になっている状態を言います。

鼻柱基部に挿入する組織の大きさや挿入位置を細かく調整し、鼻唇角を丸みのある形に仕上げることでCカール形成が可能になります。
Cカールが形成されると、上唇が上向きになって人中が短く見えるようになります。

口元の突出(口ゴボ)の改善

口元が突出していると、不機嫌な印象を与えてしまうことが多々あります。
猫手術(鼻唇角形成術)を行うことによって改善が見込めますので、印象を変えたいと考えている方は検討してみてもいいでしょう。

凹んだ鼻柱基部の改善

左右の小鼻の付け根と鼻柱の3点を結んでできる三角形のバランスを、ACR(alar columellar relationships)と言います。このACRが下向きの二等辺三角形であることが美しい鼻の条件の一つとされています。

ACRが上向きの三角形の方は、鼻柱基部が凹んでおり、鼻柱が後退している場合が多く、猫手術で鼻柱基部を持ち上げることで改善が見込めます。

術式について

3種類の方法から選択

オザキクリニックでは、3つの術式を用意しています。
・人工真皮
・脂肪注入
・プロテーゼ


どれも鼻腔内を切開するため、傷は目立ちません。また、溶ける糸で縫合するため抜糸の必要がありません。それぞれの術式にメリット・デメリットがありますので、ご自身に合った方法で施術をご検討ください。

人工真皮

人工真皮とは、コラーゲンスポンジをシリコンフィルムで包んだ構造のものを言います。

人工真皮は美容整形での利用にとどまらず、外傷や熱傷などで破壊された傷創を治癒させる材料としても用いられており、安全性が評価されています。 挿入後しばらくすると毛細血管が人工真皮内に侵入し、1~3ヶ月後には人工真皮が自家組織として定着するため、自然な仕上がりが期待できます。

【こんな方におすすめ】

  • 自然な仕上がりにしたい
  • 異物を入れることに抵抗がある
  • 効果を持続させたい

人工真皮の施術方法

①人工真皮注入箇所にマーキングをしていきます。
②鼻腔内を切開し、人工真皮を挿入します。
③鼻腔内を縫合して終了です。

脂肪注入

脂肪注入は、太ももやお腹など、脂肪が多い部分から採取した脂肪を加工し、注入する方法です。皮膚を切開することがありませんので、表面に傷跡が残る心配がありません。

脂肪注入ではすべての脂肪が定着するわけではないため、形状が安定しにくいというデメリットがあるものの、自身の脂肪を注入するため安全性が高いというメリットもあります。

【こんな方におすすめ】

  • 自然な仕上がりにしたい
  • 異物を入れることに抵抗がある
  • 自己組織で施術をしたい

脂肪注入の施術方法

①脂肪の多い太ももや腹部から脂肪を採取します。
②脂肪注入箇所にマーキングをしていきます。
③鼻腔内を切開し、脂肪を注入します。
④鼻腔内を縫合して終了です。

プロテーゼ

プロテーゼとは、シリコンで出来た医療用の人工軟骨のことを言います。 プロテーゼは体内に吸収されることがなく、半永久的な効果を期待できます。しかしながら、体質によってはプロテーゼが合わず、異物反応を起こすリスクもあります。

術後にすぐに効果を実感しやすいというメリットがありますが、あくまでも異物として体内に留まりますので、この点が心配な方には不向きな方法かもしれません。

【こんな方におすすめ】

  • しっかりと効果を出したい
  • 術後すぐに効果を実感したい
  • 半永久的に効果を持続させたい

プロテーゼの施術方法

①プロテーゼ挿入箇所にマーキングをしていきます。
②鼻腔内を切開し、プロテーゼを挿入します。
③鼻腔内を縫合して終了です。

おすすめ併用施術

人中短縮(リップリフト)

人中短縮(リップリフト)は、鼻の下を切開して余剰な皮膚を切除することによって鼻の下を短くし、顔のバランスを整える手術です。

猫手術(鼻唇角形成術)でも人中短縮・Cカールが形成が見込めますが、より効果を実感したいという方には併用をおすすめしています。

切らない鼻スレッドリフト

切らない鼻スレッドリフトは、鼻先からPCL(ポリカプロラクトン)素材の溶ける糸を注入し、鼻筋を高く整える施術です。即日効果を実感でき、傷跡もほとんど目立ちません。注入した糸はおよそ2年程度かけて徐々に体内に吸収されていきます。

大きな手術には抵抗があるが、同時に鼻の高さも出したいという方にはおすすめです。

猫手術(鼻唇角形成術)の失敗例・副作用・リスク

猫手術(鼻唇角形成術)によって生じる可能性がある副作用・リスクは以下の通りです。

猫手術(鼻唇角形成術)によって生じる可能性がある副作用・リスクは以下の通りです。

赤み、腫れ、痛み
施術後に赤み、腫れ、痛みが生じる場合があります。個人差がありますが、数日程度でおさまります。

内出血
内出血が生じる場合がありますが、1週間~10日程度でおさまります。

価格表

施術を行っている院

  • 新宿院
  • 目黒祐天寺院
  • 羽村院

猫手術(鼻唇角形成術)

人工真皮
モニター 220,000円(税込 242,000円)
人工真皮
270,000円(税込 297,000円)
脂肪注入
モニター 200,000円(税込 220,000円)
脂肪注入
250,000円(税込 275,000円)
プロテーゼ
モニター 220,000円(税込 242,000円)
プロテーゼ
270,000円(税込 297,000円)
  • モニター適応の可否はカウンセリング診察にご来院いただいてから判断させていただきます。モニター条件に関する詳細はクリニックまでお問い合わせください。

  • <未承認医薬品等>
    治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
  • <入手経路等>
    治療に用いる医薬品および機器は当院の医師の判断の元、個人輸入手続きをおこなったものです。
    個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記をご覧ください。
    https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html
  • <国内の承認機器の有無>
    同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。

症例写真・施術動画

施術の流れ

ドクター診察、カウンセリング

施術前には、担当する医師が気になる症状や部位についてお伺いします。考えられるトラブルや注意点、術後のアフターケアについても詳しく説明しますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。
ドクター診察、カウンセリング

洗顔

メイクや肌の油分を洗い流します。当院おすすめのクレンジング・洗顔を用意しておりますので、ご自由にお使いいただけます。
洗顔

撮影

施術経過を確認できるよう、鼻の状態を記録するため写真撮影をします。
撮影

施術

丁寧に消毒・麻酔を行なったら、デザインに沿って施術を行っていきます。
施術

終了

テープなどで圧迫したら、施術は終了です。腫れやガーゼが気になる方にはマスクをお渡ししています。
終了