Acne-Scar
ニキビ跡タイプに合わせた治療
自分では治せない赤みやクレーター
医療のチカラでニキビ跡治療
ニキビがようやく治まったけど残ってしまったニキビ跡...。ニキビ跡は、赤みや色素沈着が肌表面に残ってしまったり、肌表面がクレーターのようにデコボコしてしまうため、深刻なお悩みとしてご相談が多い肌トラブルの一つです。日頃のケアでは改善することが難しく諦めてしまう方も少なくありません。しかし、ニキビ跡は正しく治療をすれば治すことができます!
炎症した赤ニキビが悪化すると、その炎症は皮膚の深い層に位置する真皮層や皮下脂肪層にまで及び、周辺組織を破壊します。 ダメージがそこまで大きくなければ、皮膚のターンオーバーとともに徐々に異常な組織は体外に押し出されていきますが、紫外線や指でつぶすなどの強い刺激によってダメージが深層まで及ぶと、炎症後の色素沈着や赤みが肌深層に残ってしまったり、コラーゲンの変性や異常増殖によって皮膚がクレーターのような凸凹した状態となります。これがニキビ跡です。
1.皮膚は表皮、真皮、皮下組織からできています。さらに表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層からなります。基底層は、新しい基底細胞を作っており、通常28日周期でお肌が入れ替わります。
2.お肌の入れ替わり(ターンオーバー)のサイクルが何らかの原因で乱れてくると角栓が形成されます。角栓が形成されると皮脂が詰まりやすくなります。
3.次第に皮脂と角質が毛包内に埋もれ毛穴が塞がった状態の白ニキビや、毛穴が開き皮脂が酸化した状態の黒ニキビができます。毛穴に詰まった皮脂に細菌が繁殖すると炎症が起き、赤く腫れ熱を帯びた赤ニキビへと悪化します。
4.炎症がさらに悪化し、リパーゼの作用が働くと、毛包壁が破壊され炎症が周囲の組織に波及します。破壊された部分にはたくさんの炎症細胞(マクロファージやリンパ球)が集まってきます。その結果、コラーゲン組織の変性や異常増殖、緻密化がおこり、真皮内に瘢痕が作られ拘縮を起こします。この瘢痕の広がりによっていわゆる「クレーター・アクネスカー」と言われる皮膚の凹凸ができます。
ニキビ跡のよくあるお悩み
オザキクリニックでは、多くのお客さまのニキビ跡のお悩みを解決してきました。 ニキビ跡の形状や深さなど症状にあわせて適切な治療が行えるように、さまざまな施術メニューを取り揃え、ニキビ跡治療を行うにあたり最適な環境をご用意しています。 これまでの治療経験や技術を活かし、色素沈着によるニキビ跡も、深く陥没した凹凸ニキビ跡も、さまざまなタイプが混在した複雑なニキビ跡も美しい肌へ導くことができるのがオザキクリニックの強みです。
ニキビ跡は人によって症状が異なり、また複数タイプが混在していることがほとんどです。そのため、画一的な治療ではニキビ跡を治療することはできません。そのため、オザキクリニックでは、一人ひとりのニキビ跡治療を最大限に発揮できるよう、さまざまな症状に合わせて複数の治療を組み合わせる『複合治療』を積極的にご提案しています。 複合治療を行うことで、互いの施術が相乗効果を生み出し、単体施術で治療を受けるよりも治療効果をさらに高めてくれます。
オザキクリニックでは、さまざまな種類のレーザー機器を取り揃えているため、かなり深い層までダメージが及んでいる深刻な凹凸ニキビ跡も、癒着して固くなってしまったニキビ跡も本来の美しい肌状態へ改善することが可能です。 また、凹凸ニキビ跡は浅く広いタイプや深く細いタイプなどさまざまな形状があるため、深さや広さ、肌状態などを確認しながら、細かくレーザーの出力調整を行い、一人ひとりの施術効果を高めた治療を実践しています。
施術後のお肌は乾燥しやすく敏感な状態となっているため、いつも以上に保湿をしっかり行い、紫外線などの外的刺激からお肌を守ることが大切です。 オザキクリニックのニキビ跡治療では、ホームケアも重要であると考えているため、施術後の肌を守るためのサポートや日頃のスキンケアについて積極的にアドバイスを行っています。術後のダウンタイムの早期回復を促す処方薬や、乾燥から肌を守るコスメなども多数ご用意しておりますので、ホームケアについて気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
オザキクリニックは、男性のお客さまにも多数ご来院いただいております。男性の皮膚は女性より固く厚みがありますのでレーザー治療においては、女性よりも高い出力で照射し、一回の治療で可能な限り肌の奥深くまで照射し、出来るだけ短期間で治療を行います。 また、男性が苦手な治療後のホームケアや日常生活での注意点まで細かくお教えしますのでぜひお気軽にご相談ください。
ニキビ跡は肌に色味や凹凸が残るため、コンプレックスに感じる方も多くいらっしゃいます。オザキクリニックでは、未成年者さまでも多くの方に治療を受けていただけるよう、積極的なニキビ跡治療を行っています。 お得な学生割引をご用意していますので、施術を受けるか検討されている場合は、ぜひご活用ください。
ニキビ跡には種類があります。大きく分けて4種類に分類することができ、ニキビ跡の種類によって適切な治療法が異なります。まずはあなたのニキビ跡がどの種類なのか、確認してみましょう。
ニキビ跡の初期段階としては赤みや色素沈着が形成されますが、真皮層へのダメージが大きく損傷が激しいと、症状が深刻化して肌表面がデコボコしてしまうような深いニキビ跡へと発展します。
凹凸・クレーターによるニキビ跡
ニキビ炎症後に凹凸ができてしまった状態。クレーター状のニキビ跡は炎症により組織が破壊されたり、コラーゲンの変性により毛穴の形状を維持できなくなることで起こります。毛穴周辺が盛り上がる場合もあります。
赤みによるニキビ跡
肌の奥で炎症が残っていたり、毛穴周辺に血液が溜まった状態。または、毛細血管の拡張により血管の赤みが透けて見えている状態。時間とともに薄くなっていきますが、ダメージが大きいと肌の回復に時間を要します。
色素沈着によるニキビ跡
赤紫色や茶色といった色素が肌に残った状態。赤紫色は炎症のダメージで出血した際に血液が酸化して沈着することで起こりますが、茶色の色素は肌を守ろうと、大量に生成されたメラニン色素がうまく排出されずに肌に残ることで起こります。
毛穴が目立つニキビ跡
ニキビ炎症後、毛穴の開きに悩んでいる方がいますが、その症状は毛穴の開きではなく、深層までダメージが及んだニキビ跡の可能性があります。元に戻らなくなった目立った毛穴は、凹凸/クレーターによるニキビ跡と同様の症状になります。
ニキビ跡は、形状や深さ、色や肌状態(皮膚の厚さ)などから、さまざまなタイプに分類され、かつ複数の種類が混在していることが多い傾向にあります。タイプによりニキビ跡が形成されている層が異なるため、お客さまの症状に応じた治療が必要となります。
ニキビ跡でよく見られる凹凸タイプの中でも、深さや形状によって治療方法が異なります。浅くて広いニキビ跡タイプもあれば、狭くて深いニキビ跡タイプもあるため、どこまで症状が及んでいるかによって治療が異なります。
ニキビ跡で色素が残るタイプには、赤みタイプ、茶色・赤紫色といった色素沈着タイプなどがあり、色味の段階に応じて最適な治療方法が異なります。ニキビ跡治療をご提案する上で、ニキビ跡の色は重要なポイントになります。
もとの肌質や性別にもよりますが、肌がゴワゴワしたりや皮膚に厚みがあるタイプ、乾燥または皮脂分泌が過剰なタイプなど、肌状態によってニキビ跡の治療方法が異なります。肌状態が良くない場合は肌質改善もあわせて行うと良いでしょう。
ニキビ跡治療は内容によって痛みや腫れといったダウンタイムが伴うため、お客さまのライフスタイルによっては受けられる治療内容が限られます。ダウンタイムが気になる方はお休みが合わせられるかなども含めてぜひご検討ください。
ニキビ跡治療において、ニキビ跡の種類や症状に合った治療法を選択することはとても大切です。あなたのニキビ跡に適した治療はどの治療法なのか、確認してみましょう。
ニキビ跡は、種類や特徴によって効果的な治療法が異なります。今できているニキビ跡の種類からあなたの症状に合う治療を受けることで美しい肌を手に入れましょう!当院では一人ひとりの症状に合わせた最適な治療プランをご提案しています。
クレーターのような凹凸ニキビ跡や毛穴が大きく開いたようなニキビ跡は、コラーゲンが変性や異常増殖してしまったり、損傷により組織が破壊されたことにより、通常の肌生成ができない状態です。元通りの滑らかな肌を取り戻すためには、肌そのものを根本から正常な状態へ改善する必要があります。
そこでおすすめなのが『ダーマペン4』というマイクロニードル(極小の針)がついたカードリッジを用いて、 肌に小さな孔を開け、コラーゲンの生成を促し自己回復機能を活性化させる治療法。ニキビ跡が深い、より最大限に効果を得たい方には『ダーマペン4』の施術をしながら自身の血液中に含まれる血小板を使った「PRP(多血小板血漿)」を導入する『ヴァンパイアフェイシャル』もおすすめです。
また、『フラクセル』という肌再生レーザーを照射することにより、異常な皮膚組織を体外へ排出し、新しい肌へと生まれ変わらせる治療法もあります。
これらの施術を受ける前に、『サブシジョン』という皮膚の奥深くで真皮と筋膜が癒着して皮膚を引っ張ることで出来てしまった肌の凹凸やくぼみに対して、その原因となっている癒着部分を医療用の針を使って剥離して肌改善を行う医療針治療をおこなうことも効果的です。
『ダーマペン4』は、16本のマイクロニードル(極小の針)がついたカードリッジを用いて、 肌に小さな孔を開け、コラーゲンの生成を促し自己回復機能を活性化させる治療法です。ニキビやニキビ跡の改善に効果的です。
『ヴァンパイアフェイシャル』では、ダーマペン4で肌に小さな孔を開け、薬剤が染み込みやすい状態となっている肌にPRPを塗布します。PRPの主成分となる血小板には「成長因子」が多く含まれ、止血や組織修復を行う働きがあるため、この成長因子が働き、美肌には欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸などの成分の生成を促進。これにより皮膚組織が再生されていき、凹凸ニキビ跡を改善します。
『フラクセル』は、微細な点状にレーザーを照射し、意図的に皮膚内にダメージを与えることで肌再生を促す治療です。3種類の照射方法があり、ニキビ跡の症状や深さに合わせて幅広く治療ができます。色素沈着やくすみ、毛穴の開きなどの肌トラブルも一掃できるので、凹凸ニキビ跡に限らず複数のニキビ跡が混在している方にもおすすめです。
『リジュランS』は、有効成分「PN(ポリヌクレオチド)」を高濃度で配合した注入治療。シリーズの中ではもっとも粘度が高く、クレーター状のニキビ跡や瘢痕のくぼみを平坦にするのに適した薬剤です。ニキビ跡治療『サブシジョン』との併用により、より高い治療効果を得ることができます。
『サブシジョン』とは、ニキビ跡の凹凸やクレーター治療のために開発された医療用の針治療です。ニキビ跡は様々な原因がありますが、炎症で皮膚の奥の部分が繊維化して真皮と筋膜が癒着してしまい、そのため皮膚が下に引っ張られてクレーターやくぼみとなっていることがあります。その場合、癒着部分に針を通し、癒着を解除することで凹凸やクレーターが改善します。『ダーマペン4』や『フラクセル』などの治療の前におこなうとより効果を発揮します。
ニキビ跡の赤みは、炎症が治まれば時間の経過とともに改善されますが、真皮層までダメージが及んだことで、毛細血管が広がってしまった場合は、しばらく経過しても血液中の赤い色素(ヘモグロビン)が肌表面から透けて赤みが残ったように見えます。そのような症状には、『フォトフェイシャル(ステラM22)』、フォトpフェイシャルを含めた美肌総合治療『クラリティフォトフェイシャル』が効果的です。光エネルギーは赤い色素に反応するため、色素の排出を促したり毛細血管の拡張を抑制し、徐々に赤みを消します。
『ステラM22』は6種類のフィルターが搭載されており、幅広い肌トラブルに的確にアプローチが出来るようになりました。深さや色調によって設定を調整できるため、専用のフィルターを使用することで毛細血管の拡張に対する効果が期待できます。
ニキビ跡の赤みだけでなくハリ不足や乾燥、毛穴の開きなど、そのほかの肌トラブルをお持ちの方には、美肌総合治療の『クラリティフォトフェイシャルプラス』がおすすめ。フォトフェイシャル、ケミカルピーリング、エレクトロポレーションにより肌表層の悩みを一層し、高濃度ビタミンC点滴、美容内服で身体の内側から美肌再生を促します。
ニキビ炎症後にできた色素沈着は、ターンオーバーとともに徐々に排出されていきますが、乾燥や肌老化によって肌生成機能が低下していると、うまく排出されずに蓄積されてしまい跡が残ります。そんな色素沈着によるニキビ跡を早期解決するには、肌サイクルを活性化させるピーリング治療が効果的です。肌表面の角質を除去し、ターンオーバーを活性化させることで、沈着した色素を積極的に体外へ排出します。
軽度なニキビ跡や毛穴が気になる方には、『デュアルピール』がおすすめです。レーザー治療機『スペクトラ』を使用した、毛穴治療の「スペクトラピール」と、色調改善の「ルートロピール」がセットになったコンビネーション治療に『マッサージピール』を組み合わせたダウンタイムなしのニキビ跡治療です。