美容コラム
ピーリングは、肌のくすみや毛穴の詰まり、ニキビ跡など、さまざまな肌悩みに効果的な治療です。
しかし、ピーリングの種類は多岐に渡るため、何を選んだら良いのか迷ってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、当院でも人気のピーリングの効果や特徴を徹底解説!
おすすめの方も紹介しているので、自分にぴったりなピーリングを見つけるための参考にしてください。
美容医療では様々なピーリング剤が活用されていますが、ピーリング剤は大きく分けて3種類に分類されます。
種類によって作用機序やダウンタイム期間などが異なるため、ご自身が気になるピーリング剤がどれに当てはまるのかチェックしておきましょう。
ケミカルピーリングは、肌に薬剤を塗布し、古い角質を取り除くことで肌のターンオーバーを促進する施術です。
古い角質がなくなることで肌の生まれ変わりがスムーズになり、シミやニキビ、毛穴の黒ずみなどの悩みに対して効果を発揮します。
また、ケミカルピーリングは美容医療の中でもポピュラーな施術であり、多くのクリニックがリーズナブルな価格で提供しているため、初めて美容医療を受ける方も挑戦しやすいのが特徴です。
浸透型ピーリングは、強い薬剤でありながら、安全に真皮まで届き、線維芽細胞に働きかけることで効果を発揮するピーリング施術です。
代表的な施術として、マッサージピールやミラノリピールが挙げられます。
このピーリングにより、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のキメが整ってハリやツヤのある美肌を目指すことが可能です。
特に即効性が高いことが特徴で、多くの方が施術直後からツヤっとした輝きのある肌を実感しています。
ダーマペン4のように、微細な針で肌に小さな穴を開けた後にピーリング剤を塗布して、成分を肌の奥まで浸透させる方法は「マシンピーリング」の一つです。
なお、ダーマペン4とピーリング剤を組み合わせた施術には、ヴェルベットスキンやウーバーピールがあげられます。
ダーマペン4による肌再生効果とピーリング剤の相乗効果が得られるため、高い美肌効果が期待できる点が魅力です。
また、特殊なカーボンとレーザーで、毛穴の奥深くまで詰まった汚れを取り除く「MAXレーザーピーリング」もマシンピーリングに分類されます。
MAXレーザーピーリングは、毛穴の黒ずみや開き、シミ、くすみ、軽度のニキビ跡など幅広い肌悩みの解消におすすめです。
ピーリングにはさまざまな種類があり、それぞれが異なる効果をもたらします。
肌の悩みや目的に合わせて自分にぴったりなピーリングを選ぶために、それぞれの特徴を知っておきましょう。
(※画像タップで拡大します)
ララピールは、線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌に潤いと弾力をもたらすピーリング剤です。
肌の表面を剥離するのではなく、肌内部に栄養と水分を与えるため「満たすピーリング」や「肌育ピーリング」として韓国でも人気を集めています。
ララピールには刺激が少ないLHA(カプリロイルサリチル酸)や、肌を保護する脂質成分が含まれているため、ダウンタイムがほとんどなく皮剥けの心配もほぼありません。
さらに、赤みや痛みが少ないため、施術直後からツヤのある「水光肌」を実感できるのが特徴。
肌に優しいピーリング剤ですので、敏感肌の方や薄肌の方でも受けていただきやすい施術です。
ミラノリピールは、高濃度のTCC(トリクロロ酢酸)を主成分とし、豊富な有効成分を配合したピーリング剤です。
エラスチンやヒアルロン酸の生成を促進するため、皮剥けした後はむき卵のような滑らかでつるんとした素肌へと導きます。
さらに、皮膚の剥離や溶解に効果を発揮する酸が配合されているほか、ビタミンCなど、メラニン生成を抑える成分も含まれているため、肘や膝の黒ずみだけでなく、背中のニキビ跡や色素沈着にも効果的です。
レチノールピーリングとは、ビタミンA誘導体(レチノール)を主成分としたピーリング剤です。
レチノールをナノカプセル化し、刺激を抑えているので、赤みや刺激痛みなどのビタミンA反応を抑えつつ、効果を引き出すことが可能になりました。
レチノールピールには、「コラーゲン生成の促進」「皮脂のコントロール」「メラノサイトの働きを調整」「肌のバリア機能の回復」の4つの効果があります。
また、レチノールピールは、レチナール(直後の効果)、レチノール(持続効果)リチニール(遅延型効果)というレチノールシステムを構築し、肌に持続的に効果をもたらします。
さらに、レチノールと合わさると、新たなヒアルロン酸の生成が促進される「ヒアルロン酸と」、酸化や炎症などのフリーラジカルからお肌を保護する「亜鉛」を配合。
これらの成分がバランス良く作用することで、継続的に効果を高められます。
マッサージピールとは、TCA(トリクロロ酢酸)に5%のコウジ酸と、低濃度過酸化水素を配合したピーリング剤です。
マッサージをするようにピーリング剤を優しく押し込みながら真皮の深層まで浸透させることで、線維芽細胞が活性化。
コラーゲンやエラスチンの生成力がアップし、肌にハリやツヤ、弾力をもたらします。
また、低濃度の過酸化水素は、トリクロロ酢酸の強い剥離作用と炎症作用を防ぐため、トリクロロ酢酸の効果はそのままに、肌負担を減らして真皮層へのアプローチが可能になりました。
マッサージピールの施術後は、直後からハリやツヤが実感でき、即効性を重視する方にも満足していただきやすい施術です。
マヌカハニーピーリングはデリケートな日本人の肌に合わせて開発された「ミックスピール」と1年のうち1ヶ月しか咲かないマヌカという木の花から取れるハチミツの「マヌカハニー」を配合したピーリング製剤です。
高い殺菌効果と抗炎症作用を誇り、慢性的な肌荒れやニキビ肌、くすみの改善などに効果的。
さらに、保湿効果や皮膚表面の皮脂膜を形成するシーリング作用も高く、しっとりとした潤いのある外部刺激に強い肌へと導きます。
潤いをもたらしつつ不要な角質を取り除くので、ピーリングを受けると乾燥が気になるという方にもおすすめです。
リバースピールは、肝斑や色素沈着の改善に特化したピーリング剤です。マッサージピールに加えて、メラニンの分解や排出を促し、その生成を抑える成分が含まれており、肝斑に対してより効果的なアプローチが可能となっています。
これまで肝斑の治療には主にレーザー治療が使用されてきましたが、肌の状態によっては、逆に肝斑を悪化させてしまうリスクがありました。
リバースピールは、肌への負担が少なく、治療に伴う炎症や刺激がほとんどないため、肝斑を悪化させる心配がありません。
また、リバースピールは3段階に分けて薬剤を浸透させ、真皮の深層から表皮までしっかりとアプローチするため、根深い肝斑や色素沈着も段階的に和らげ、改善を図ることができます。
長年肝斑に悩んでいる方や、従来の治療で効果が実感できなかった方におすすめの施術です。特に繰り返しできる頑固な肝斑に対して効果が期待できます。
あらゆる肝斑治療を試しても効果が実感できなかった方や、繰り返しできる肝斑にお悩みの方におすすめの施術です。
ウーバーピールは、ニキビやニキビ跡、毛穴の黒ずみなどの改善に効果的なマンデル酸を主成分としたダーマペン4専用のピーリング剤です。
抗炎症作用のあるマンデル酸に加え、殺菌作用のある成分が配合されているため、ニキビの炎症の悪化を防ぎ、ニキビ跡や繰り返すニキビの予防が期待できます。
さらに、美白成分も多数に配合し、ニキビの色素沈着にも効果的。透明感のある滑らかな素肌へと導きます。
また、ダーマペン4で無数の小さな穴を開けたあと、ウーバーピールを塗布し肌の奥へ浸透させルので、ダーマペン4がもたらす美肌効果と、薬剤の効果が相乗的に作用し、効率的に美肌を目指せるのも大きなメリットです。
MAXレーザーピーリングは、特殊なカーボンとレーザー照射を組み合わせた治療です。
特殊なカーボンを塗布した後にレーザーを当てると、カーボンが瞬時に蒸発し毛穴がキュッと引き締まるので、いちご鼻や開き毛穴の改善が期待できます。
さらに、レーザーによる刺激で肌のターンオーバーが促進され、メラニンの排出が進むため、シミやくすみの改善も見込めるのです。
なお、治療方法には肌全体にアプローチする「Ⅰ」と、気になる部位をピンポイントにケアする「Ⅱ」の2種類があります。
角質ケアやシミ・くすみ改善なら「Ⅰ」、毛穴の開きや軽度のニキビ跡治療には「Ⅱ」がおすすめです。
美容皮膚科治療の中でも人気のピーリングには、さまざまな種類があり、ピーリング剤によって効果が異なります。
肌の悩みや理想とする仕上がりに合わせて、最適なピーリングを選ぶことが大切です。
自分に合ったピーリング剤でシミやくすみ、ニキビ、毛穴のトラブルなどを改善し、滑らかで透明感のある素肌を目指しましょう。
オザキクリニックでは、経験豊富な医師の診察のもと、幅広いピーリング剤の中から、肌状態に合った施術を提案させていただきます。
ピーリングを受けたい方や、肌トラブルに悩んでいる方はぜひ、当院のカウンセリングにお越しください。
本サイトを運営しているオザキクリニックでは、無料でメールカウンセリングを行っています。左記フォームよりご相談内容をお送りいただきますと、専門ドクターやカウンセラーがご相談内容に対して丁寧にお答えします。
Searchフリーワードで探す
Categoryカテゴリー
Popular Posts人気の記事