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ジュベルックとリジュランの違いは?特徴や効果を比較!

更新日
2024.03.21
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子

ジュベルックとリジュランの違いは?特徴や効果を比較!

小ジワやくすみ、肌のハリ不足など、さまざまな肌悩みの改善が期待できる「ジュベルック」と「リジュラン」。日々のスキンケアでは改善できない肌トラブルにもアプローチできるため、人気の施術です。どちらの施術も肌の若返りが期待できる施術なので混同されやすいですが、主成分や効果が若干異なります。

今回はそんな「ジュベルック」と「リジュラン」の違いについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

Contentsコンテンツ

ジュベルックとは?

ジュベルックとは?

ジュベルックは、肌内部のコラーゲン生成を促進する働きがある、ポリ乳酸(PDLLA)と保湿効果が高いヒアルロン酸を主成分としたスキンブースターです。

薬剤を注入することで、肌のハリツヤ、ニキビ跡、シワ、毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルの改善が期待できます。主成分であるポリ乳酸はでんぷん由来、ヒアルロン酸は自然に近いもので、安全性が高く副作用が少ないという特徴も。

高い安全性と効果が評価され、米国食品医薬品局(FDA)や、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認も受けている製剤です。針を刺す痛みが伴うものの、1〜1.5年と長い期間効果が持続するというメリットがあります。

ジュベルックの詳細を見る

ジュベルックに期待できる3つの効果

ジュベルックに期待できる効果は主に次の3つです。

肌のハリ・弾力・シワの改善

ジュベルックを注入すると、水分を吸収し肌の保水力を高めるヒアルロン酸により、弾力感や潤いのあるみずみずしい肌へ導きます。
さらに、ポリ乳酸の作用でコラーゲンが促進されることで、自然なボリュームアップやハリつや・シワの改善が期待できるのです。

毛穴の引き締め

肌へのダメージや加齢により肌のハリや弾力がなくなると、毛穴はすり鉢状に広がることがあります。また、肌の乾燥により皮脂が過剰に分泌され毛穴が開いてしまうことも。
ジュベルックを注入すると、ヒアルロン酸とポリ乳酸の作用で乾燥や肌のハリの改善が期待できます。その結果、ふっくらと肌が持ち上がり、たるみ毛穴や乾燥による毛穴が目立ちにくくなるでしょう。

皮脂の過剰分泌による毛穴の開きには、ジュベルックとボトックスを組み合わせた「ジュベルックスキンボトックス」もおすすめです。

ニキビ跡(クレーター)や傷跡の凹み改善

ジュベルックを注入すると、ヒアルロン酸の保水力と、ポリ乳酸のコラーゲン生産促進作用で、内側からふっくらと肌を持ち上げる効果が期待できます。クレーターや傷跡などの肌表面の凹凸を自然に埋められるので、滑らかな素肌へと導くでしょう。

ジュベルックの副作用やリスク

安全性の高いジュベルックですが、次のような副作用が生じることがあります。

  • 赤み
  • 腫れ
  • 痛み
  • 内出血

通常、数日程度で治りますが、長引く場合や気になる症状があればクリニックに相談しましょう。

リジュランとは?

リジュランとは?

リジュランは、サーモンから抽出した「PN(ポリヌクレオチド)」を主成分とした製剤です。

肌が本来もつ再生力を高める作用により、加齢や紫外線によるダメージを修復。さらに、コラーゲンやエラスチンが増殖し、くすみや肌のハリなどさまざまな肌悩みの改善が期待できます。

また、サーモン由来のPN(ポリヌクレオチド)は人のDNAと適合性が高く、副作用が少ない点も特徴のひとつ。肌そのものの若返りを助けるため、自然に若々しく健やかな肌を手に入れたい方におすすめの施術です。

リジュランの種類と効果

リジュランi

リジュランi

リジュラン製剤の中でも柔らかく伸びが良いため、目周りの注入に向いている製剤です。目の下のちりめんジワや、クマの治療に用いられます。
※当院では取り扱っておりません。

リジュランS

リジュランS

リジュラン製剤の中でもっとも硬く、クレーターや瘢痕などの凹凸を滑らかにするのに向いている製剤です。「サブシジョン」と併用することで、ニキビ跡に対しより高い効果が期待できます。

リジュランSの詳細を見る

リジュランHB

リジュランHB

有効成分のPN(ポリヌクレオチド)に加え、ヒアルロン酸を配合した製剤です。
ヒアルロン酸が持つ水分保持作用と、PN(ポリヌクレオチド)が持つコラーゲン・エラスチンの生成促進作用が合わさり、高い保湿効果や肌再生能力のアップが期待できます。
さらに、リドカインという麻酔成分が配合されているため、痛みや不快感を抑えられるのも魅力のひとつです。

リジュランHBの詳細を見る

リジュランの副作用やリスク

リジュランは安全性が高い施術ですが、次のような症状が出ることがあります。

  • 注入直後の膨疹(リジュランHB)
  • 内出血
  • 赤み
  • 腫れ
  • 痛み

症状は数日で落ち着くことがほとんどですが、長引く場合はクリニックに相談しましょう。

ジュベルックとリジュランの違いを徹底解説

ジュベルックとリジュランの違いを詳しくみていきましょう。

ジュベルックとリジュランの違いを徹底解説

どちらも肌内部のコラーゲンを増進させあらゆる肌悩みを解決に導きますが、主成分の他、期待できる効果や効果の持続期間が異なります。

ニキビ跡や毛穴の開きには肌のボリュームをアップさせるジュベルック、肌のハリや弾力を回復させたいなら、肌全体を修復し厚みをアップさせるリジュランがおすすめです。

あなたにぴったりなのはジュベルック?リジュラン?

ジュベルックがおすすめの方は次のような方です。

  • クレーターを改善したい
  • 毛穴の開きが気になる
  • 肌質改善をしたい
  • 費用を重視する

一方で、リジュランがおすすめな方は次のような方です。

  • 肌のハリや弾力を回復したい
  • くすみを改善したい
  • 乾燥が気になる

自分に合った製剤で美肌を手に入れましょう

自分に合った製剤で美肌を手に入れましょう

ヒアルロン酸やコラーゲンは、肌ダメージや年齢を重ねることで徐々に減ってしまい、ハリ不足や小じわなどさまざまな肌悩みが生じます。
そんな時におすすめなのが、製剤を注入することで肌の若返り効果が期待できる「ジュベルック」と「リジュラン」。混同されやすい施術ですが、期待できる効果や主成分が異なる施術です。

ジュベルックやリジュランを定期的に受けることで、減少したヒアルロン酸・コラーゲンを補い、美肌を手に入れましょう。
当院では、豊富な治療実績と技術を持つ医師が実際に肌を診察したうえで、おすすめの施術をご提案させていただきます。ぜひ一度カウンセリングに足を運んでみてください。

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この記事を監修した医師

朽木 律子

医療法人社団有恒会
オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子

オザキクリニック目黒祐天寺院院長。皮膚科医として、長年の実績と経験を培ってきました。的確なカウンセリングを心がけ、注入系治療の技術力を磨き、一人ひとりの個性に適したデリケートな治療を実践しています。シワやたるみなどの肌トラブルをはじめコンプレックスなどの繊細な悩みを、確かな技術と提案力で解消し、新たな魅力を引き出します。

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