美容コラム
年齢を重ねると気になってくる、目元や口元の小じわ。なんとか改善したくても、セルフケアに限界を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、美容医療を用いた小じわのケアです。「美容医療って、なんとなく敷居が高くて挑戦しづらい…」と感じている方もご安心を。今回は注射一本で済む注入治療から、自分自身の細胞を用いておこなう再生医療まで、初心者でも挑戦しやすい治療法を幅広くご紹介します。
肌は大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層から構成されています。その中でも「真皮」は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などで構成され、肌にハリ・弾力をもたらす重要な層です。
しかし紫外線などの刺激を受けたり、年齢を重ねたりすると、コラーゲンやエラスチンの量は徐々に減少。また、年齢を重ねるとコラーゲンなどをつくりだす細胞の力が衰えてくるため、肌はだんだんと薄くなっていきます。これが、肌の”菲薄化(ひはくか)”と呼ばれる現象です。
肌が菲薄化すると、シワやたるみの原因になるのはもちろん、肌の細胞が生まれ変わるターンオーバーのサイクルも乱れるため、シミ・くすみができやすくなります。
その菲薄化に効果的にアプローチするのが、「リジュランHB」です。リジュランHBの主成分である「PN(ポリヌクレオチド)」には、細胞を再生・活性化させる働きがあります。菲薄化した肌に注入することで、コラーゲン・エラスチンなどを生成。さらに新しい血管を作り出す作用もあるため、ターンオーバーを促進します。
リジュランHBにはヒアルロン酸も配合されているため、高い保湿効果も発揮。菲薄化した肌にハリ・弾力をもたらし、若々しい健やかな肌を目指せます。
目元や口元の小じわはもちろん、くすみやニキビ跡、目の下のクマ、さらには首の横ジワや手の甲のシワ改善にも効果的です。
リジュランHBはその効果を十分に発揮するため、肌の比較的浅い層に、膨疹(ぼうしん:ぶつぶつとした皮膚の盛り上がり)ができるように注入するのが特徴です。また、麻酔が入っているため、膨疹は白くなります。数時間?1日ほどで落ち着くため心配する必要はありませんが、施術後数日は強くこすったりマッサージしたりすることは避けましょう。
さらに、注射を用いた施術なので、内出血が出現する可能性もあります。飲酒や激しい運動は内出血や腫れを悪化させる原因となるので、施術当日は控え、ビタミンCを多く摂るのがおすすめです。
Q.クレーターのようなニキビ跡も改善可能?
A.リジュランHBは、クレーターのようなニキビ跡の治療にも効果的です。リジュランHBの主成分には細胞組織を再生・活性化させる働きがあるため、ニキビ跡の改善に大きく貢献します。また、ヒアルロン酸が配合されているため、肌のハリや弾力の元となるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生成する繊維芽細胞の増殖がさらに増加し、ダメージを受けた皮膚を修復しながら、高い保湿効果を発揮します。
Q.目の下の小じわには、ヒアルロン酸注射とリジュランHBどちらがおすすめ?
A.ヒアルロン酸注射は、部分的なシワを一時的に改善する治療法です。一方リジュランHBは、肌自体を若返らせて、シワ・くすみ・ハリ不足など、肌全体の悩みを解消する治療法のため、お客様自身の都合に合わせて選ぶのがおすすめです。
Q.リジュランHBの持続効果はどれくらい?
A.リジュランHBは老化した皮膚そのものを若返らせる治療ですが、肌の老化は日々進むもの。そのため、続けて3回施術をおこなうのがおすすめです。治療間隔は、肌の再生サイクルを考えて2~3週間ほど。約2ヶ月で肌全体が生まれ変わったような効果を実感でき、その後約半年ほどその効果が持続します。
ヴァンパイアフェイシャルとは、「ダーマペン4」と「PRP皮膚再生療法」の組み合わせ治療です。
「ダーマペン4」とは、16本の極小針がついたカートリッジを用いて、肌に小さな穴を開ける施術。人間が本来持つ自然治癒力を高め、コラーゲンの生成を促進します。小じわはもちろんニキビや毛穴、シミなどを改善し、総合的な美肌効果が期待できる治療です。
「PRP皮膚再生療法」とは、自身の血液中に含まれる血小板を使って、目元の小じわや目の下のクマなどの改善を叶える再生医療のひとつ。
PRPとは「Platelet Rich Plasma(多血小板血漿)」の略で、血液中の血小板を多く含んだ成分のことです。血小板には「成長因子」が多く含まれ、止血や組織修復をおこなう働きがあります。血液中から高濃縮したPRPを抽出し、肌に塗布することでこの成長因子が働き、美肌には欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸などの成分の生成を促進。凹凸の目立つニキビ跡や毛穴の開き、小じわなどを改善し、キメの細かい肌へ導きます。
ダーマペン4とPRP療法を合わせて使用することで、自己回復能力がアップ。また成長因子の働きにより、エンジングケア効果も期待できます。
さらに、自身の血液から採取した細胞を使用した治療のため、薬剤の力ではなく肌そのものの自然な回復・再生を促す、安全性の高い治療です。
Q.ヴァンパイアフェイシャルにダウンタイムはある?
A.個人差がありますが、点状出血・内出血が発生する場合があります。針の深度によっては施術中に出血を伴う場合も。内出血は数日程度で収まりますので、心配する必要はありません。肌が赤くなったり、ヒリつきを感じることもありますが、数時間程度で収まります。
Q.施術中に痛みはある?
A.ダーマペン4は肌に穴をあけていく治療ですが、麻酔クリームを塗布しますので、痛みはほとんどありません。
Q.ヴァンパイアフェイシャルはいつから効果があらわれる?
A.効果を感じるまでに個人差はありますが、施術から約2週間ほど経過した頃から実感し始める方が多いようです。
ベルベットスキンは、「ダーマペン4」と「マッサージピール」の組み合わせ治療です。ダーマペン4で肌に極小の穴を開けていき、その後マッサージピールを塗布。美容成分を肌へ効率的に浸透させ、ベルベットのような滑らかな肌へ導く治療です。
「マッサージピール」は、ニキビ跡や色素沈着などの肌トラブルを改善するピーリング剤。その最大の魅力は、皮膚への負担なく真皮層まで作用する点です。
従来のピーリング剤では表皮への負担が大きく、クレーターのようなニキビ跡の改善などに絞って用いられていました。一方マッサージピールは、肌への負担を最小限に留めつつ、真皮層へのアプローチを可能に。真皮層に存在する線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を強力に促進します。
細胞が生まれ変わることで肌のハリや弾力が戻るため、小じわやたるみなどの改善に大変効果的。もちろんニキビ跡や色素沈着などの改善にも効果を発揮します。
ダーマペン4とマッサージピールを合わせて使用することで、コラーゲン生成力を高める効果と、真皮層へ有効成分を届ける効果が期待できます。そのため、肌の内側からハリ感アップできるでしょう。
Q.ベルベットスキンにダウンタイムはある?
A.施術後は肌が赤くなったり、ヒリつきを感じることがありますが、数時間でおさまりますのでご安心ください。また個人差がありますが、点状出血または内出血が発生する場合もあります。針の深度によっては施術中に出血を伴う場合も。内出血は数日程度で収まりますので心配する必要はありません。
Q.施術中に痛みはある?
A.ダーマペン4は肌に穴をあけていく治療ですが、麻酔クリームを塗布しますので、痛みはほとんどありません。
Q.ベルベットスキンはいつから効果があらわれる?
A.効果を感じるまでに個人差はありますが、約2週間ほど経過した頃から実感し始める方が多いようです。
PRP皮膚再生療法とは、自分自身の細胞を使って目元の小じわや目の下のクマなどの改善を叶える再生医療のひとつです。
PRPとは、血液中の血小板を多く含んだ成分のこと。血小板には「成長因子」が多く含まれ、止血や組織修復をおこなう働きがあります。
このPRPを自分自身の血液から抽出し、老化が気になる箇所に注入すると、成長因子が作用し新しい血管をつくったり、傷ついた(老化した)組織を修復したりする効果が。また、美肌には欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸などの成分も生成し、衰えた皮膚組織を再生します。その結果細胞レベルで肌が若返り、小じわや目の下のクマを改善することが可能です。
自身のPRP(多血小板血漿)を使うため、安全性が高いこの施術。異物の挿入はおこなわないため、アレルギーや副作用などの心配はありません。施術も採血と注入だけと、手軽さが魅力です。
また、自身の血液から抽出したPRPを適切に処置して体内に戻すことで、意図的に皮膚細胞の修復能力を高め、さらにコラーゲン生成も促します。その結果、細胞レベルで肌が若返るため、高いエイジングケア効果が期待できるのです。
極細の針を使って細かく注入する施術なので、目元や口元の小じわだけでなくなど、首の横ジワや手の甲のシワ改善にも効果を発揮します。
Q.PRP皮膚再生療法は、どれくらいの頻度で受けるのが理想的?
A.PRP皮膚再生療法は、自身の血小板を使って肌そのものを若返らせる治療です。ヒアルロン酸注射のように1回の施術で肌にハリをもたらすものではなく、続けることで肌の自己再生状態を保つことができます。そこで当院では、定期的にPRPを受けることをおすすめしています。治療間隔は、肌の再生サイクルを考えて2~3週間ほど。まずは3回ほど続けると、より効果を感じやすいでしょう。
Q.PRP皮膚再生療法でシワを改善したい場合、施術後どのくらいで効果が現れる?
A.皮膚細胞が活性化され症状が改善されるまで、2週間程度かかります。
美肌のキーワードに「肌細胞」というものがあります。
肌細胞は、肌の真皮層に存在する細胞のこと。肌を構成する3大要素「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」を生成し、肌のハリや潤い、弾力を保つ働きをしています。肌の若さを維持する上で欠かせない存在です。
しかし肌細胞は、20代を過ぎた頃から急激に減少・衰えていき、50歳を過ぎる頃には若い頃の1/3まで減少してしまうといわれています。また、紫外線やストレス、活性酸素などによる影響も、肌細胞が減少する要因に。
肌細胞の減少・機能低下により、小じわやたるみなどさまざまな肌トラブルが現れるようになります。これが「肌の老化」です。そんな肌細胞の減少に直接アプローチするのが「真皮線維芽細胞療法」です。
真皮線維芽細胞療法は、自身の皮膚から採取した肌細胞を培養・増殖し、老化が気になる箇所に移植する再生医療のひとつ。加齢とともに減少し衰えた肌細胞の数を補充し、肌機能の本来の働きをよみがえらせることで、小じわやたるみ、目の下のクマなどの老化現象を根本から改善します。
また、移植した細胞の生成したコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が少しずつ蓄積されていくため、徐々に肌にハリや潤いが戻り、肌質自体も改善されていきます。
注入した肌細胞は、そのまま自身の肌細胞として定着して活動を続けるので、”見た目“を改善するだけではなく”根本”から改善されます。
老化した肌組織が生まれ変わり、肌細胞量が増加していくことで肌の働きが改善され、老化の進行を遅らせることが可能。これは、再生医療でしか得られない治療効果です。
また、薬品や人工物を一切使わず自身の肌細胞のみを使用するため、アレルギーや副反応などの心配も一切なし。治療もいたってシンプルで、自身の肌細胞を培養し、それをまた自身の肌に戻すだけなので、自然に近い形で肌を改善できます。
Q.細胞を培養させることでガンになる可能性は? A.肌細胞がガン細胞になることはありません。
Q.真皮線維芽細胞療法の治療後は元に戻りやすい?
A.元に戻ることはありません。ただ、注入した肌細胞も年月が経過すると徐々に老化が進みます。そこで、「細胞保管セルバンク」と呼ばれる施設に自身の細胞を保管することをおすすめします。元気な肌細胞をいつでも補充できるので、健康的で理想の肌を維持し続けることが可能です。オザキクリニックでは、肌メンテナンスとして1~2年に一度、元気な肌細胞の補充を推奨しています。
Q.真皮線維芽細胞療法で皮膚が凸凹になるリスクは?
A.細胞移植の場合は不要な細胞は自然と排除されるため、皮膚が凸凹になる心配はありません。
Q.真皮線維芽細胞療法はすぐに効果が現れる?
A.細胞の培養期間に加え、移植後の肌細胞の定着から修復・再生過程があるため、効果を実感できるまで時間がかかります。肌細胞本来の機能を改善していく治療のため、効果の現れ方には個人差も。すぐに治療結果を得たい場合は、美容医療の治療も合わせて検討するのがおすすめです。
目元や口元の小じわは、年齢を重ねたからこその美しさであり、決して否定されるべきものではありません。ですが小じわがなくなることで自分により自信がもてるのなら、美容医療を検討してみるのもひとつの手段です。
オザキクリニックは自然で安全なエイジングケア治療をお届けするために、厚生労働省が認めた委員会による厳しい審査を通過し、第二種再生医療等提供計画番号を取得。加齢に伴う肌トラブルを根本から改善し、細胞レベルで肌の内側から本来の美しさを取り戻すサポートをしています。
高い技術力と豊富な経験を合わせ持った医師が、注入治療から再生医療まで幅広いエイジングケア治療を、あなたに合わせて提案します。もし小じわに悩んでいたら、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。
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