スキンボトックスは毛穴やニキビに効く？効果やダウンタイムを解説

重症ニキビの方への治療薬として処方される、イソトレチノイン。最近では、美容感度が高い方のニキビや毛穴ケアとして、紹介されることも。

しかし、皮膚や粘膜の乾燥、めまい、吐き気の他、奇形児が生まれるリスクや鬱などの、重大な副作用が生じる可能性があるため、個人輸入は絶対にやめるよう、厚生労働省や医師から注意喚起されています。

軽度の毛穴の開きや顔のべたつきが気になるからと言って、手軽に始められるものではありません。

手軽に受けられるニキビケア・毛穴ケアを探している方には「スキンボトックス」がおすすめです。
今回は、スキンボトックスの施術内容や効果の他、ダウンタイム、おすすめの組み合わせ治療を紹介します。毛穴やニキビ肌、肌のハリ不足などに悩まれている方はぜひチェックしてくださいね。

スキンボトックスとは？効果や施術内容について

スキンボトックスは、皮膚の浅い層にボトックスを注入する施術です。クリニックによっては「マイクロボトックス」「ボトックスリフト」とも呼ばれています。

従来のボトックス注射は、表情筋に直接注射し筋肉の働きを抑えますが、スキンボトックスは真皮層へ少量ずつ、広範囲に注入するのが特徴。表情筋への影響が少ないため、自然な表情を保ちながら、小ジワや毛穴の開きの改善を目指せます。

また、スキンボトックスには皮脂の抑制効果も期待できるので、皮脂過剰によるニキビや化粧崩れの改善も目指せますよ。べたつきやすくなる夏場にも、ぴったりの施術です。一度施術を打つと3ヶ月間効果が持続するため、コストパフォーマンスも良いニキビ・毛穴治療と言えるでしょう。

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スキンボトックスがおすすめの方

スキンボトックスは、次のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。

• ニキビ肌を改善したい
• 毛穴の開きが気になる
• 顔のべたつきをどうにかしたい
• 化粧崩れを予防したい

スキンボトックスのダウンタイム

スキンボトックスの施術後は「痛み」「赤み」「内出血」「わずかなむくみ」などのダウンタイム症状が現れることがあります。

痛みは数時間、わずかなむくみは翌日程度、赤みは数日間、内出血は1週間程度続きます。

翌日からメイクが可能なので、内出血や赤みもカバーできますよ。

長時間の入浴や飲酒など、身体が温まる行動は赤みや内出血、腫れを助長する可能性があるため、施術当日は控えるようにしましょう。

スキンボトックスとイソトレチノイン｜ニキビに良いのはどっち？

イソトレチノインとは、皮膚のターンオーバーを促進させる内服薬で、難治性ニキビに対して処方されることがほとんどです。SNSでは美容感度の高い方の間で、ニキビ肌や毛穴に良い！と話題になりますが、手軽に飲み始めて良いものではありません。中には個人輸入をする方もいますが、厚生労働省や医師が注意喚起をするほどの危険を伴います。個人輸入やインターネットでの購入は、絶対にやめてください。

イソトレチノインには、奇形児が生まれるリスクや鬱などの重い副作用がある他、皮膚や粘膜の乾燥、めまい、嘔吐などの副作用が存在します。皮膚や粘膜の乾燥はほとんどの方に現れる症状で、唇などはぱっくり割れてしまうケースも。

イソトレチノインの副作用が怖い、重度なニキビ肌というわけではないがニキビや皮脂が気になる方は、スキンボトックスでニキビ肌の改善を目指すと良いでしょう。

また、イソトレチノインは難治性ニキビの完治が目的ですが、スキンボトックスは一時的な効果となります。医師の診断のもと、どちらが自分に適応であるかしっかり確認してみてくださいね。

スキンボトックスの施術方法

当院のスキンボトックスは「水光注射」「ダーマペン」「医師の手打ち」の3つの方法からお選びいただけます。それぞれの特徴を知って、自分に合った方法を選んでくださいね。

スキンボトックスとおすすめの組み合わせ施術

スキンボトックスは単体でもニキビ肌や毛穴の改善効果が期待できます。しかし他の薬剤や製剤と組み合わせることで、さまざまな肌悩みにアプローチすることが可能に。

別々で受けることもできますが、同時に受けることでダウンタイムが1回で済むというメリットもあります。

ここからは、おすすめの併用薬剤を紹介していくので、肌悩みが複数あるという方はぜひチェックしてくださいね。

リジュランスキンボトックス

リジュランスキンボトックスは「リジュランHB」と「ボトックス」を組み合わせた施術です。
リジュランHBには、肌の再生力を高める「ポリヌクレオチド」と、肌の保湿効果を高める「ヒアルロン酸」が配合されています。

シワやハリ不足、くすみやニキビ跡を改善に導き、内部からふっくらとしたみずみずしい肌が目指せますよ。

ボトックスでシワの形成や皮脂を抑えつつ毛穴を引き締め、リジュランHBで内側から肌を押し上げることで、毛穴やシワに対して多方面からアプローチが可能です。

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PDRNスキンボトックス

PDRNスキンボトックスは、「サーモン注射」と「ボトックス」の複合治療です。

肌の再生能力を高めるPDRN（ポリデオキシリボヌクレオチド）肌に潤いを与えるヒアルロン酸、抗酸化作用や美白効果が期待できるグルタチオンを配合しています。

リジュランボトックスと同様に、多方面からハリやシワ、ニキビ肌、くすみなどを改善に導きますよ。

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ジュベルックスキンボトックス

ジュベルックスキンボトックスは「ジュベルック」と「ボトックス」の複合施術です。

ジュベルックには、コラーゲンの生成を促すポリ乳酸（PDLLA）が配合されています。ボトックスと組み合わせることで、肌のハリ、赤みの改善、毛穴の縮小、ニキビ跡や小ジワなど、肌悩みを改善に導く効果を相乗的にアップさせますよ。

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スキンボトックスに関するQ&A

スキンボトックスのデメリットは？

スキンボトックスのデメリットは、次の2つがあげられます。

・効果を維持するためには定期的な施術が必要
・軽度のダウンタイムがある

スキンボトックスは1回の施術で3ヶ月間効果が持続しますが、効果を維持させたい場合は、定期的に施術を受けなければなりません。
費用が心配な方はべたつきやすい夏の間だけ効かせる、効果の持続期間1〜1年半と長いジュベルックスキンボトックスを受ける、クーポンやキャンペーンがあればそちらを活用すると良いでしょう。

また、スキンボトックスには腫れや内出血などのダウンタイム症状が現れることがあります。
ダウンタイム症状は翌日〜1週間程で落ち着く他、メイクでカバーできる程度です。

スキンボトックスは痛い？

スキンボトックスは麻酔クリームで顔の感覚を麻痺させてから、施術を行います。稀にチクっと針を刺したような痛みを感じる部位はありますが、我慢できる程度の痛みと言われる方がほとんどです。

スキンボトックスは毛穴に効果がある？

スキンボトックスは、毛穴を目立ちにくくする効果が期待できます。ボトックスの皮脂の分泌量を抑える効果や、毛穴をキュッと引き締める効果が作用することで毛穴の開きを改善に導くことができるのです。

スキンボトックスを受けるなら韓国と日本どっちが良い？

韓国のスキンボトックスは費用が安いと言われている反面、施術の粗や痛みが強いと言われることもあります。また、万が一トラブルが起きた時に、すぐに対処できない可能性も。

痛みに敏感な方や、接遇や施術の丁寧さを重視する方、韓国に長期滞在する予定のない方は、日本で受けた方が良いでしょう。

スキンボトックスはいつから効果がわかる？

個人差はありますが、施術の3日〜2週間後には皮脂分泌量の抑制効果がわかるでしょう。そこから徐々に、毛穴やニキビ肌への効果も実感できますよ。

スキンボトックスで毛穴やニキビをケアしよう！

スキンボトックスは、ボトックスを皮膚の浅い層へ注入する施術です。皮脂量のコントロールや、ニキビ肌、毛穴の開き、小ジワの改善効果などが期待できます。

当院では、効果を相乗的にアップさせる組み合わせ薬剤も多数ご用意。
ニキビや毛穴ケアをしたい、イソトレチノインは副作用が怖いという方はぜひ、カウンセリングに足を運んでください。

経験豊富な医師が、肌状態に合った治療法を提案させていただきます。

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