膣ヒアルロン酸注射の合併症とは？失敗や副作用・リスクについて徹底解説

出産や年齢による膣のゆるみを改善に導くことで人気の、膣ヒアルロン酸注射。

メスを使用しないため身体への負担が少ない点が魅力ですが、一方で施術後に思わぬトラブルが起こることもあります。

本記事では、膣ヒアルロン酸注射で起こる可能性がある合併症や失敗例、リスクについて詳しく解説。

さらに、対処法やリスクを回避するためのポイントなども紹介しているので、施術を検討している方は要チェックです。

膣ヒアルロン酸注射とは？施術の特徴や効果

膣ヒアルロン酸注射は、膣壁にヒアルロン酸を注入する施術です。

注入されたヒアルロン酸が膣壁をふっくらと押し上げるので、膣内が狭くなり、ゆるみを改善。
お風呂でのお湯の侵入や、空気の入り込みといった不快感が軽減されるだけでなく、膣が締まることで感度アップにつながり、性交時の満足度が高まることも期待できます。

治療後すぐに効果が実感できるため、即効性を求める方にも満足していただきやすい治療法です。

年齢や出産によって引き起こされる膣のゆるみを、短時間で改善に導くことから、幅広い年代の女性に選ばれています。

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膣ヒアルロン酸注射の合併症や副作用・リスクと対処法

膣ヒアルロン酸注射は、女性特有のデリケートな悩みに応える施術として注目されていますが、施術には注意すべきリスクや副作用も存在します。

施術後のトラブルのリスクをできるだけ減らすためには、合併症や対処法を理解しておくことが大切です。

ここからは、合併症や副作用の具体例と、万が一の際の対応策について詳しく解説します。

合併症①感染症

施術後、膣や肛門付近の強い痛みが長引き、さらに発熱が見られた場合、感染症を引き起こしている可能性があります。

感染が確認された場合は、ヒアルロニダーゼを使用してヒアルロン酸を溶かし、抗生剤で炎症を抑える治療を行うことが一般的です。

当院の施術では経験がありませんが、他院施術後のご相談で、膣内に膿を溜めてしまった方のケースで、膣を切開のうえ、洗浄して抗生剤の点滴を2週間行った方もいらっしゃいます。

感染症を発症するリスクは稀ですが、施術後の違和感が長引く場合は、放置せずに施術を受けたクリニックに速やかに相談してください。

早期の対応が、スムーズな回復への鍵となります。

合併症②膣口の異物感

膣ヒアルロン酸の注射後に、異物感を感じることがあります。
この異物感は、ヒアルロン酸が膣口付近に下がることで起こり、特に膣口のゆるみが強い方はリスクが高まることも。

もし異物感が生じた場合は、まずは指で優しく膣内に押し戻してみてください。
その後、異物感がなくなり、ヒアルロン酸が安定した状態になれば、様子を見ていただいて問題ありません。

ただし、何度も下がってくる場合や、異物感が気になる場合は、まずは施術を受けたクリニックに相談しましょう。
ヒアルロ二ダーゼでヒアルロン酸を溶かすことで、異物感を解消できます。

オザキクリニックでは、このような異物感を防ぐために、施術前の診察で膣の状態を丁寧に確認し、必要に応じて他の治療（切らない膣口縫縮術や、膣切開縮小術など）をおすすめすることがあります。

また、ヒアルロン酸を注入する箇所を工夫し、ヒアルロン酸が下がらないよう配慮した施術を徹底。一人ひとりの状態に合った治療を、提供しています。

膣ヒアルロン酸注射の合併症や副作用を防ぐためのポイントは？

膣ヒアルロン酸注射を検討する際、気になるのが合併症や副作用のリスク。

施術を安全に受け、納得のいく結果を得るためには、信頼できるクリニックや医師を選ぶことが欠かせません。

ここからは、リスクを軽減しながら効果的な治療を受けるために重要なポイントを解説します。