不感症がセックスレスのきっかけにも？女性の不感症は、改善できる！

「オーガズムを感じたことがない」
「出産や加齢を経て、性交渉が嫌になった」

パートナーとの性交渉の際に快感を得られない「不感症」。原因や症状にもよりますが、中には治療によって解決できるものもあります。この記事では、不感症の概要や原因について解説。当院がおすすめする治療法についても、お伝えします。

不感症とは？

不感症とは、性交渉の際に「快感がまったくない」「あまり感じない」「感度が下がった」といった症状が出る、性感異常のひとつです。

考えられる不感症の原因

• 加齢など女性ホルモンの変化による膣の乾燥
• 膣のゆるみ
• 女性器の形状
• 女性ホルモンなどに関する薬の影響
• 性交渉等の経験不足
• 性交渉に対する緊張や恐怖
• パートナーとの関係性
• 環境、雰囲気づくりが充分でない 等

このように、不感症の原因はさまざま。必ずしも、パートナーとの相性が原因というわけではありません。性交渉に対する緊張や不安、恐怖などの精神的な原因もあれば、出産や閉経など女性ならではの変化による原因もあります。

不感症の治療法

ここからは、当院が提供している不感症の改善方法をお伝えしていきます。

Gショット（不感やゆるみに対して）

Gショットとは、膣内のGスポットと呼ばれる部位にヒアルロン酸を注入することで、感度を高める治療です。男性器が挿入されるたびにGスポットへの刺激が増すため、不感症の改善が期待できます。

また、Gスポットが隆起して膣径（膣の幅）が狭くなることで締めつけが強くなる効果も。結果として、パートナーの性的満足度も高められます。

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陰核（クリトリス）包茎切除術（デリケートゾーンの汚れや不感に対して）

陰核（クリトリス）は、もともと包皮（ほうひ）と呼ばれる皮膚で覆われている状態。覆い被さっている包皮の量は人それぞれですが、常に陰核（クリトリス）が皮膚で隠れているなど、包皮の量が多い状態を「陰核（クリトリス）包茎」といいます。

陰核（クリトリス）包茎は機能面で大きな問題はありませんが、包皮の内側に汚れが溜まり不衛生になりやすいです。また、性感帯である陰核（クリトリス）が包皮で覆われていると、刺激を受けにくく、不感症の原因になることもあります。

陰核（クリトリス）包茎切除術は、そんな陰核（クリトリス）を覆う余分な皮膚を丁寧に切除して、陰核（クリトリス）を露出。清潔な状態のキープや感度アップを可能にする施術です。

溶ける糸を使って縫合するため抜糸の必要がなく、術後の負担は最小限。傷跡も目立ちにくくなります。また、お客様のご希望に応じて、ダーマボンド（医療用の接着剤）を使用することも可能です。

痛みはほとんどなく、ダウンタイムは3日から1週間程度。多くの場合、施術1週間後から性交渉も可能です。

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インティマレーザー（膣の乾燥やゆるみに対して）

本来の膣は水分が豊富でふっくらしており、膣の入り口もきゅっと引き締まった状態です。しかし、加齢により女性器やデリケートゾーンの老化が進行すると、膣内の粘膜などが衰えて膣が乾燥します。また、出産の影響によりゆるみが出ている方もいます。

そこで、インティマレーザーの出番。膣内粘膜にレーザーを照射することで、メスを使わずに膣環境を改善させ、引き締めることが可能です。

膣が引き締まることによって本人、パートナーの感度向上にもつながると考えられます。

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膣縮小術・脂肪注入（膣のゆるみに対して）

膣縮小手術（脂肪注入）とは、自身の脂肪細胞を活用して、加齢などでゆるんでしまった膣をボリュームアップさせる施術です。太ももや腹部から脂肪細胞を採取し、膣壁に注入。膣の奥を縮小させる効果が期待できます。

ヒアルロン酸などの薬剤と異なり、自身の脂肪細胞を用いるため完全に吸収されることはありません。新しい細胞として生着するので、自然で安全なボリュームアップが叶い、高い持続性が期待できます。

膣の入り口を縮小させる切開法の膣縮小術と同時におこなうとより効果的です。

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膣縮小術・切開法（膣のゆるみに対して）

膣縮小術（切開法）は、ゆるんでしまった膣を切開して縫い縮めることで、しっかりと膣内を引き締める治療法です。悩みの原因を根本から取り除くので、半永久的な効果が期待できます。

ゆるんだ膣の結合組織を引き締めるようにして縫い縮めます。ゆるんでいた膣内が引き締まることで、若々しい膣内へと近づけることが可能となります。

ダウンタイムは3日〜1週間程度。性交渉は施術1ヶ月後から可能です。

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施術を受けたら、パートナーにバレる？

婦人科治療は、施術によっては数日～1ヶ月程度性交渉を制限するものもありますが、その期間を除けば通常通りおこなえます。

また、そもそも傷跡が目立ちにくい施術ばかりですが、「パートナーにバレたくない！」といった場合はその旨を担当医にお伝えいただければ、バレにくい施術をご提案。幅広い選択肢の中から、自分に合ったメニューをお選びいただけます。体の変化はありますので、施術前から関係のあるパートナーに絶対バレないという保証はできませんが、バレにくくすることは可能です。もしご要望があれば、カウンセリング時にお伝えくださいね。

不感症を改善して、性交渉を楽しめる身体に

不感症は、治療によって改善が見込めるケースが多くあります。当院で治療の上、改善してもまだ症状が残る場合は、信頼できる他分野の専門家を紹介。場合によっては他院と並行して治療することもあります。

女性が心置きなく性交渉を楽しめるように、パートナーと幸せな時間を過ごせるように。女性医師を中心に真摯に向き合っていきますので、安心して相談にいらしてくださいね。