顔のもたつきを改善したい！ドクターに聞いたおすすめの美容医療施術と、それぞれのこだわりとは？

更新日: 2023.12.21
監修医師: 医療法人社団有恒会オザキクリニック目黒祐天寺院院長朽木律子

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さまざまな原因によって引き起こされる、顔のもたつき。ダイエットなど、日々の努力で引き起こせる変化もありますが、やはりおすすめは美容医療のチカラを借りること。

顔のもたつきの改善は、その原因や症状によっておすすめの施術が異なります。このコラムでは気になる症状別に、最適な施術をご紹介。輪郭のスペシャリスト・オザキクリニック目黒祐天寺院の朽木律子院長に聞いた施術のこだわりポイントについても、お伝えします！

フェイスラインのたるみが気になる場合

加齢や急激な体重の減少によって出現する、フェイスラインのたるみ。「ほうれい線や口角から下に伸びるマリオネットラインが目立ってきた……」「顔と首の境い目があいまいになってきた……」といった症状が、たるみのサインの代表的な例です。

たるみの改善は、なかなか自力では難しいもの。そこで朽木律子院長がおすすめするのが、「ヒアルロン酸骨格リフト」や「VOVリフトプレミアム」などの施術です。

ヒアルロン酸骨格リフト

: たるみなどの老化現象は、骨や筋肉が衰えたり、脂肪が減少し下垂したりすることによって起きます。そこで「ヒアルロン酸骨格リフト」では、衰えや下垂によりボリュームダウンしてしまった部分にヒアルロン酸を注入。特殊な注入テクニックによって顔の骨格を矯正し、立体的なリフトアップを目指せる施術です。

ヒアルロン酸骨格リフトは、「ジュビダームビスタボリューマXC」という成形性とリフト力に優れたヒアルロン酸注射を使用。朽木律子院長を含めたオザキクリニックの医師全員が誇る高いデザイン力で、フェイスラインの凹凸をなくし、卵型の輪郭になるようデザインしていきます。

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VOVリフトプレミアム

: 「VOVリフトプレミアム」はヨーロッパCEマーク、米国FDAを取得しているPCL（ポリカプラクトン）という、医療材料にも使用されている吸収糸を用いたリフトアップ治療です。

これまでの一般的な糸に比べて糸が溶けるまでの時間が長く、吸収されるまでの期間は約1年〜1年半。長期間リフトアップ効果が持続します。

また、痛みを軽減するために丸みを持たせたコグ（棘）のデザインを採用。糸の強度にも優れており、高いリフトアップ効果が期待できます。

朽木律子院長のこだわりは、丁寧なカウンセリングと診察。狙ったところを確実に引き上げるため本数を増やしたり、たるみが気になる部位に数センチ単位で糸を入れたりするなど、オーダメイドの施術を提案し、結果にこだわっています。

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頬がこけて、老けた印象になってしまった場合

「なんだか頬がこけて、老けた印象になってきた……」

多くの人が加齢とともに実感するこの現象。原因はさまざまですが、特に多いのが老化による脂肪の減少です。人は年齢を重ねると皮下脂肪が減り、肌のハリや弾力が失われます。すると皮膚がたるみ、頬がこけてしまう可能性が。そんな症状の改善に朽木律子院長が最もおすすめするのは、「ヒアルロン酸骨格リフト」です。

ヒアルロン酸骨格リフト

: 「ジュビダームビスタボリューマXC」という成形性とリフト力に優れたヒアルロン酸注射を、特殊なテクニックで気になる箇所に注入し、立体的なフェイスラインを目指す治療です。

高いデザイン力が必要とされるこの施術。当院では頬がこけている場合、頬の側面をリフトアップさせた状態で“支え”をつくるように「ジュビダームビスタボリューマXC」を注入します。すると骨が減少した骨格の土台を矯正し、支えによってリフトアップした状態をキープさせることができるのです。

こけた部位をふっくらさせるだけでなく、顔が引きあがった印象になるように注入することで、美しく若々しい印象に仕上げます。

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口元のもたつきが顕著な場合

マリオネットラインや口元のシワ・たるみなど、口元のもたつき。口元は顔の一番下に位置するため、最も重みを受けます。そのため脂肪の下垂や皮膚のたるみが、顕著に現れてしまう箇所。

そんな口元のもたつきを改善するのにおすすめなのは、「ダブロゴールド」と「VOVリフトプレミアム」の2つの施術です。

ダブロゴールド

: 「ダブロゴールド」は、従来のマシンでは届かなかった「筋肉の層（SMAS）」に直接働きかけることで、小顔やリフトアップなどの効果を得られる医療用HIFU（ハイフ）です。高エネルギーの超音波を発生させ、一定の深さにピンポイントで照射。そのため、周囲の皮膚を傷つけずに必要な部分を引き締めることができます。

メスを使わずに、照射のみでリフトアップが可能なこの施術。施術を行なうのは、経験を積んだ看護師です。熱が均一に伝わるよう打つことにこだわり、痛みが極力少なくなるよう当て方も工夫しています。当院では頻繁に勉強会を行なっており、日々技術力の向上に邁進。オペに抵抗はあるけれど、しっかりと効果を得たい方におすすめです。

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VOVリフトプレミアム

: 「VOVリフトプレミアム」はヨーロッパCEマーク、米国FDAを取得しているPCL（ポリカプラクトン）という吸収糸を使用した、糸リフト治療です。医療材料にも使用されている糸を使用するため、安全性は抜群。

一般的な糸に比べて糸が溶けるまでの期間が長く、吸収されるまでに約1年〜1年半かかるとされています。糸が溶けた後も、コラーゲンに置き換わった支持組織によってリフトアップ効果が持続するため、吸収糸の中でも特に長期間のリフトアップ効果が期待できるのが特徴です。

またPCLは持続性だけでなく、柔軟性にも優れており、痛みが軽減されより自然なリフトアップが叶います。

当院では丁寧なカウンセリングを通して、お客様一人ひとりの顔の状態をしっかり確認しながら口元をデザイン。数センチ単位で細かく引き上げ、リフトアップを叶えます。

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エラが張っていて顔が大きく見える場合

顔が角ばった印象を与えてしまうエラの張り。もともとの骨格による場合と、物を噛んだり咀嚼したりするための咬筋（こうきん）という筋肉が、奥歯の噛みしめや歯ぎしりなどで発達しすぎてしまった場合の2つの原因が考えられます。

奥歯をぐっと噛みしめたときに、耳の下あたりに大きなふくらみができる場合は、咬筋が発達し肥大している可能性が。その場合、張り解消に一番効果的なのは「エラボトックス注射」です。

エラボトックス注射

: ボトックスは、天然のタンパク質からできた毒素を分解し精製した、アラガン社の「ボトックスビスタ®」を用いた小顔形成術。痛みやダウンタイムがほとんどなく、注射だけで気になる「エラ張り」をすっきりさせられる人気治療です。

ボトックスには、筋肉の働きを弱め小さくする作用があります。張り出したエラの筋肉にボトックスを注入することで、筋肉の働きを抑制。張り出したエラを萎縮させることで目立たなくなり、小顔を形成できるのです。

数回の施術が必要になる場合がありますが、繰り返し注入することで、過剰な筋肉の発達を抑制し、細くなった筋肉の状態を長く維持できるようになります。

朽木律子院長のこだわりは、頬がこけないように、注入部位や注入量を調整することです。ただ、筋肉の働きを弱めるという性質上、年齢や骨格、皮膚の性質によってはどうしても頬がこけてしまう可能性が。その恐れがありそうなお客様には、別の治療をおすすめすることもあります。カウンセリングでしっかり診察しますので、ご安心ください。

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二重アゴができてしまう場合

たるみやむくみ、過度な皮下脂肪などによって引き起こされる二重アゴ。近年では、スマホを覗き込む下を向く姿勢によってたるみが進行し、二重アゴになってしまうケースもあります。二重アゴの撃退に朽木律子院長がおすすめするのは、「サーマクール」と「脂肪溶解注射カベリン（顔やせ）」です。

サーマクール

: 「サーマクール」は、肌の深層にある「真皮層」の再構築を目的に開発された治療法。高周波（RF：ラジオ波）の照射により、肌の土台から若返りを図ります。

肌の基盤となる「真皮層」へ効果的に熱を与えることで、コラーゲン増生や過剰な皮脂分泌の抑制を促し、たるみ改善効果やスキンタイトニング効果を発揮。二重アゴを改善します。また、ハリ・ツヤアップやニキビ改善など、さまざまな肌の若返り効果が得られるメリットも。痛みやダウンタイムも少なく、効果的に二重アゴを解消できます。

施術を行なうのは経験豊富な看護師。気になる箇所に重ねるように打つことで、高い効果を狙っていきます。

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脂肪溶解注射（カベリン）

: 「脂肪溶解注射カベリン（顔やせ）」はダウンタイムが短く、腫れや痛みが少ないのが特徴の脂肪溶解注射です。米国FDAに承認された脂肪溶解成分「デオキシコール酸」の作用により、脂肪細胞を破壊。脂肪細胞そのものが減少するため、二重アゴの改善やたるみ予防に効果を発揮します。

分解された脂肪は汗や尿などと一緒に、自然なカタチで体外へ排出。短期間で余分な脂肪細胞自体が減少するため、リバウンドを防ぎ理想的なアゴのラインを叶えることができます。

当院ではカウンセリングにて、アゴの状態を丁寧に診察。適正量をしっかり見極め、注入量をご提案します。

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顔のもたつきを解消したら、理想のフェイスラインが手に入る！

顔のもたつきには、さまざま症状・原因があります。当院では朽木律子院長をはじめとする経験豊富な医師が、無料カウンセリングで顔のもたつきの原因を見つけ出し、それに合った施術を提案。症状に合わせたオリジナルな小顔メニューを提供することも可能です。

あなたも美容医療のチカラでもたつきを解消して、理想のフェイスラインを手に入れませんか？

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この記事を監修した医師

医療法人社団有恒会
オザキクリニック目黒祐天寺院院長朽木律子

オザキクリニック目黒祐天寺院院長。皮膚科医として、長年の実績と経験を培ってきました。的確なカウンセリングを心がけ、注入系治療の技術力を磨き、一人ひとりの個性に適したデリケートな治療を実践しています。シワやたるみなどの肌トラブルをはじめコンプレックスなどの繊細な悩みを、確かな技術と提案力で解消し、新たな魅力を引き出します。