美容コラム
加齢によるエイジングサインといえば、肌のシワやくすみ、たるみなどを思い浮かべる人も多いでしょう。
実は、鼻全体が大きくなったり小鼻が広がったりするのも、エイジングサインの一種だと知っていましたか?
「あの頃に比べて顔の印象が変わった気がする…」
「そういえばこの頃、鼻の穴が大きくなったような…」
そのような心当たりがある人は、ぜひこの記事を読んでみてください!
今回は、加齢で鼻が大きくなる理由や具体的にどう変化するのか、自宅でできる対処法、オザキクリニックおすすめの治療法を紹介します。
人の身体には、さまざまなエイジングサインが現れます。
鼻が大きくなる・小鼻が広がる・鼻の穴が大きくなる、これらの現象は、実は「鼻のエイジングサイン」。年齢を重ねるたびに、少しずつ肥大化していくのが特徴です。
変化の度合いには個人差がありますが、加齢で鼻が大きくなるのは誰にでも起こりうる自然現象のひとつともいわれています。
ここからはより具体的に、加齢によって起こる鼻の変化を紹介します。
鼻は年齢を重ねることに少しずつ大きく広がり、団子鼻やにんにくのような形に変化するといわれています。
加齢で肌がたるんだり、顔の骨格が痩せていったりするのが主な原因で、男性女性問わずどのような人にでも起こる可能性がある現象です。
なお、もともと鼻が高いアメリカやヨーロッパなどの西洋人は加齢によってワシ鼻のような形に変化し、もともと鼻が低めのアジア人は横に広がっていく傾向にあります。
加齢は鼻全体の大きさだけでなく、小鼻や鼻の穴の大きさに変化を及ぼすこともあります。
加齢によって顔の骨格が痩せ、骨の空洞が少しずつ広がることで、鼻を支える軟骨や皮膚が外側に引っ張られます。その結果、小鼻や鼻の穴が広がってしまうといわれています。
さらに顔のシワやたるみ、ほうれい線が影となり、陰影差で小鼻や鼻の穴が大きく見える場合もあります。
鼻の毛穴が目立ちやすくなったり黒ずみが気になったりと、肌質面でのエイジングサインが現れることもあります。
鼻の毛穴トラブルはターンオーバーの乱れやホルモンバランスの乱れ、肌の乾燥など理由はさまざまですが、加齢による影響も原因のひとつとされています。
さらに毛穴トラブルが起こることで、メイクの仕上がりや持ちへの影響もでやすくなります。
加齢で鼻が大きくなったり毛穴が目立ちやすくなったりする原因には、顔の骨格や皮膚の状態が関係しています。
なぜ加齢が骨格や皮膚に影響を与えるのかを知ることで、鼻の見た目トラブル改善に向けた対策を立てやすくなります。
2項目に分けて解説するので、ぜひチェックしてみてください!
「年齢を重ねると骨密度が下がる」と聞いたことがある人も多いでしょう。
実際に加齢によって女性ホルモンの分泌量が減ると、骨密度が低下し、骨が痩せていく傾向にあります。
顔の骨も同様に加齢によって痩せるといわれており、まるで火を灯したキャンドルのように、骨が痩せることで空洞部分がどんどん広くなっていきます。
特に鼻がある部分の骨格は空洞が広いため、骨が痩せることで鼻を形成している軟骨や皮膚は横へと伸び広がります。
その結果、鼻全体は大きくなり、小鼻や鼻の穴は横に広がるといわれています。
年齢を重ねるごとに、肌のハリツヤ・弾力を保つ働きがあるコラーゲンの量が減少します。
さらに表情筋や口輪筋など、顔の筋肉の働きも低下します。
肌の弾力を支えるコラーゲンの働きが弱まり、顔の筋肉が衰えてくると、重力に負けた顔は下垂したるんできます。
加齢で顔の骨格が痩せたところに皮膚のたるみが加わることで、鼻はさらに左右に広がりやすくなります。
また、加齢によって頬がたるみほうれい線が現れた場合、ほうれい線による影が鼻にでき、より鼻が大きくなったように見えることもあります。
マッサージやメイク、肌の手入れによる鼻のセルフケアは、思い立ったらすぐできるのがメリット!特別に用意するものがほとんどないのもポイントです。
ここからは簡単にできるセルフケア方法を紹介するので、ぜひ一度試してみてください。
たるみの影響で鼻が大きくなっている場合や鼻の毛穴が気になる人は、肌の手入れを見直してみてください。
間違ったスキンケア方法が老化スピードを速めている場合もあります。
クレンジング・洗顔は必要以上にゴシゴシこすらず、赤ちゃんの肌を洗うように優しく行うのがおすすめです。
化粧水や乳液などを肌に塗るときも、摩擦は避け、できるだけ軽いタッチで塗り広げます。
スキンケアアイテムの中には、肌を潤し弾力性をサポートするヒアルロン酸が配合されているものやエイジングサインにアプローチできるもの、美容医療級のものもあるので、ぜひチェックして取り入れてみてください。
オザキクリニックでは、医療機関専売の高品質なスキンケアアイテムも多数ございますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。
表情筋のひとつである口の周りの筋肉「口輪筋(こうりんきん)」が弱ることで、顔全体がたるんだりほうれい線ができたりして、鼻が大きく見えることがあります。
顔の筋肉は腕や脚の筋肉と同じように、正しくエクササイズすれば鍛えられる部分とされているので、毎日行ってみてください。
【おすすめの表情筋エクササイズ】
①口角をしっかりあげて「イ」の口にして、約5秒キープします。
②唇をしっかりすぼめて前に出し「ウ」の口で約5秒キープします。
③1日に4〜5回繰り返します。
メイクで鼻筋に陰影をつけることで、大きくなった鼻をすっきりと見せられます。
いつものメイクにプラスするだけなので、ぜひチャレンジしてみてください。
【使用アイテム】
・シェーディングパウダー(もしくはノーズシャドウ)
・ハイライト
【メイク方法】
①鼻筋の左右にシェーディングパウダー(もしくはノーズシャドウ)を塗ります。
②鼻の付け根の左右(目頭近くの窪み)にもシェーディングパウダーを塗ります。
③鼻の付け根から鼻先までハイライトを細い線を描くように塗ります。
大きくなった鼻のセルフケアは簡単に試せる反面、効果が現れるまでにかなりの時間がかかったり、効果が一時的であったりします。
「すぐに鼻の大きさを変えたい」「持続性が高いアプローチをしたい」という人は、美容医療を視野にいれてみてはいかがでしょうか。
ここからは即効性・持続性に期待できるオザキクリニックおすすめの施術を紹介します。
向いている人やダウンタイム、施術の詳細についても併せて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
鼻翼縮小(小鼻縮小)は、横に広がった小鼻や鼻の内部を切り取ることで、鼻全体をコンパクトな印象に変える施術です。
このような人におすすめの施術です。
オザキクリニックでは3種類の術式が行われています。
■外側法:小鼻の張り出しが大きい人は、この術式が適応になるケースが多いです。
鼻翼基部(びよくきぶ)と呼ばれる小鼻下側の付け根の部分を数mm切除し、鼻をすっきりした印象にします。
小鼻の付け根に沿って切除するので、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。
■内側法:小鼻の張り出しが小さい人は、この術式が適応になるケースが多いです。
鼻の入り口(=鼻前庭部分)を小鼻の付け根(=鼻翼基部)から中側に向かって数mm切除します。
傷跡が目立ちにくく、ナチュラルな変化を求める人にもおすすめの施術法です。
■外側法+内側法:小鼻の幅が広く張り出しも強い人は、この術式が適応になるケースが多いです。小鼻の付け根(=鼻翼基部)と鼻の入り口(=鼻前庭部分)を数mm切除し、小鼻全体を小さくします。
内側法・外側法に比べて切除する部分は広くなりますが、傷跡はほかの術式と同じく目立ちにくいのが特徴です。
個人差はありますが、どの術式もダウンタイムは2週間程度、シャワー・洗顔・洗髪は翌日から、メイクは早くて施術後翌日から可能です。
いきなり手術するのはハードルが高い、という方には小鼻へのボトックス注射がおすすめです。
ボトックス(小鼻)は、天然のタンパク質からできた毒素を分解し精製した安全性の高いアラガン社の「ボトックスビスタ®」を用いた注入による小鼻の広がりを抑える治療です。 笑った時や会話の最中に広がる小鼻のふくらみが気になる方に、メスを使わずにボトックス注入だけで改善へと導きます。ダウンタイムがほぼなく、日常生活への影響がなく気軽に受けられると人気の治療です。
笑った時に小鼻がふくらむ、広がって見える原因として、小鼻周辺に存在する筋肉の働きが強すぎて必要以上に皮膚が引っ張られていることが考えられます。ボトックスを注入することで、引っ張る筋肉を緩め、鼻の穴の広がりを抑えることができます。
鼻尖形成は鼻先の余分な脂肪や軟骨を切り取り、左右の小鼻を中央に引き寄せることで、すっきりシャープな印象の鼻に導きます。
このような人におすすめの施術です。
オザキクリニックでは、2種類の術式が行われています。
■クローズ法:鼻の穴の奥を切開する方法です。切開した部分からムダな脂肪を取り出し、左右の小鼻を引き寄せるようにして、中心を糸で縫い合わせます。
鼻内部で施術を行うので、傷跡がほとんど見えないのが特徴です。
■オープン法:左の鼻の穴上部・鼻中心部(鼻中)・右の鼻の穴上部をライン状に切開する方法です。切開した部分からムダな脂肪や軟骨を切除し、中心を糸で縫い合わせます。
皮膚表面を切開しますが、傷跡は時間とともに目立ちにくくなるといわれています。
個人差はありますが、どちらの術式もダウンタイムは2週間程度、シャワー・洗顔・洗髪は翌日から、メイクは抜糸ができる8日目以降可能です。
いきなり手術するのはハードルが高い、という方には、切らない鼻尖形成がおすすめです。
切らない鼻尖形成は、鼻先に溶けない糸を通し、縮小させる施術です。鼻先に針穴程度の穴を空け、鼻腔内を少しだけ切開し、糸を通して縛ることで鼻先を指でつまんだように細くすることができます。即日効果を実感でき、傷跡もほとんど目立ちません。
鼻プロテーゼは、医療用シリコンでできた人工軟骨を鼻筋に挿入します。
一人ひとりに似合う形に沿ってオーダーメイドできるので、理想の仕上がりに近づきやすいです。
このような人におすすめの施術です。
オザキクリニックでは、I型プロテーゼを使用しています。
プロテーゼは左右どちらかの鼻の穴の中から挿入し、骨膜の下に潜り込ませて固定します。
個人差はありますが、ダウンタイムは2週間程度、メイクは抜糸ができる8日目以降可能です。
いきなり手術するのはハードルが高い、という方には、切らない鼻スレッドリフトがおすすめです。
切らない鼻スレッドリフトは、鼻先からPCL(ポリカプロラクトン)素材の溶ける糸を注入し、鼻筋を高く整える施術です。即日効果を実感でき、傷跡もほとんど目立ちません。注入した糸はおよそ2年程度かけて徐々に体内に吸収されていきます。プロテーゼを挿入する前に、どのような仕上がりになるか一度イメージしておきたい方にもおすすめです。
人の身体にさまざまな影響を与える、加齢。
年を重ねることで増していく魅力も豊富にある反面、エイジングサインも増えていきます。
鼻が大きくなるのは、加齢の影響で顔の骨格が痩せたことによるエイジングサインです。
さらに肌のエイジングサイン「たるみ」が重なることで、鼻の肥大化はますます進みます。
今回ご紹介した自宅でできるセルフケアを日常的に取り入れつつ、即効性や高い持続性に期待できる美容医療でのサポートも視野に入れて、年齢に負けない美しい鼻を目指しましょう。
オザキクリニックでは無料カウンセリングを実施しています。
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