大切な目の手術。熟練した形成外科医(美容外科医ではない)が全て施術を行うから安心です。
どうして人間には一重と二重があるのでしょうか・・・
中には三重とか四重の方もいらっしゃいますね。人は生れ落ちたとき運命のいたずらで一重になるわけではありません。一重になるか二重になるかは決して偶然ではなく、身体の構造を全ての決定因子とする必然の結果にすぎません。ですから神様を恨んではいけません。それは逆恨みです。ただし両親を恨んでもいけません。それは恩知らずです。幸いなことに今の時代はある程度までは自分の望むように身体を変えることができます。部分的になら生まれ変わることができるのです…。そんな時代に産んでくれた両親に感謝しましょう。
長く美容外科の仕事に就いて、限りなく多くの眼を観察してきて、ひとつ確信めいたものがあります。
それは一重には一重の理由があるということ。もしかしたらそれは厚いまぶたのせいかもしれません。まぶたを開ける筋肉の弱さからかもしれません。一重は軽度の眼瞼下垂(まぶたが上げにくくなる症状)だと主張する先生もいらっしゃいます。それは極論かもしれませんが、的を射た表現でもあります。
そもそも一重になったり二重になったりするその差は何なのでしょうか?それがわかればどうすれば一重の人を二重にできるかもわかるはずです。でも・・・、こんなことを言うと驚かれるかもしれませんが、実は二重がなぜ出来るかは、まだ完全には医学的に解明されていません。ですから以下の説明はひとつの仮説ではありますが、最も有力な仮説です。
まずは、上まぶたの解剖の話から始めましょう。一般の方はそんなまぶたの解剖の話なんて知らないでしょうが、一重で悩んでいる方はぜひこの機会に知って下さい。なによりご自分の身体のことなのですから。
(図1)は上まぶたの断面図を表しています。
二重になるポイントのひとつは瞼板とその前の皮膚の密着度です。瞼板というのは、まぶたの裏側にあって、眼球を保護している軟骨でできた板のような組織です。
もうひとつのポイントは、隔膜とその中にある眼窩脂肪です。皆さんがよく言う、まぶたの脂肪とは、この眼窩脂肪のことであり、それを包んでいるのが隔膜という袋です。この眼窩脂肪こそ、多くの方を悩ませるまぶたの厚みの原因とされます。開眼の動きの中で説明しましょう。今まさに眼を開けようとするとします。
眼を開ける筋肉(上眼瞼挙筋)は瞼板についていますから、ゆっくりと瞼板が引き上げられます。さあ、その後どういうことが起きるでしょう・・・

(図2)では左側に二重になるとき、右側に一重になるときを示しています。
二重になるときは、瞼板と瞼板の前の皮膚の結合が強いためひとつのユニットとして上に引き上げられます。そう、この瞼板とその前の皮膚との一体化!これこそ二重が出来る謎解きの最重要ポイントです。
一方、隔膜の前の皮膚は瞼板の動きとは逆に下にかぶさってきます。そうです!
瞼板と一緒に引き上げられる瞼板前の皮膚と逆に下にかぶさる隔膜前の皮膚、まさにそれによって二重はできるのです。
それでは一重になるのはどういうときでしょうか。それは一言で言えば筋肉で引き上げられる瞼板にその前の皮膚が連動していないときです。瞼板の前の皮膚が瞼板の動きに従わず隔膜前の皮膚と同じように下にかぶさるとき、そのとき一重になるのです。
「瞼板とその前の皮膚との一体化」これこそ二重が出来る最重要ポイントだと説明しました。とすると、二重を作る方法もわかってきます。瞼板とその前の皮膚を一体化させればいいのです!
その方法は大きく2種類に分類されます。
ひとつは埋没法、もうひとつは切開法です。 (実際はそれぞれがさらに細分化されます。)