次世代型ハッピーリフトとも呼ばれる「アンカレッジ」。固定式でフェアーリフトは新たな時代に・・・
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「次世代ハッピーリフト」とも「新世代ハッピーリフト」とも言われるのが、このアンカレッジ(ダブルニードル)です。 実は「ハッピーリフト」という言葉は、イタリアのプロモイタリア社が製造販売しているフェザーリフト用の溶ける糸の名前ですが、これを使ったフェザーリフト、とくに頬のたるみに対する手術の名前としても使われています。 「ハッピーリフト」という高名な糸を作っているプロモイタリア社がそれに続いて出したのが、アンカレッジ(ダブルニードル)です。 |
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これまでと何が違うかと言えば、何より固定式(!)のフェザーリフトを目指しているということです。
固定式??と思われるかもしれませんね。ハッピーリフトは厳密に言えば、たるみを引き上げる手術ではありません。そうではなくてたるみを引き寄せる手術です。糸が身体に入るところも、身体の中での糸の通り道も、糸が身体から出るところも、どこへも縫いつけられているわけではありません。固定式に対してフローティングタイプ(皮下組織の中で留められていないから、組織中に浮いているという意味で)です。いわゆるアプトスもワプトス(Fトーシス)もフローティングタイプの手術です。
| フローティングタイプのメリット | |
| (1) | 組織になじみやすい、つまり表情の中で引きつれなどの不自然さが生じにくい |
| (2) | 固定部分には違和感が残ることがありますが、固定しないから、それがない |
| (3) | 手術のとき固定する手間が省けるため手術時間が短縮される |
この手術方法のメリットとしては、
1)組織になじみやすい、つまり表情の中で引きつれなどの不自然さが生じにくい
2)固定部分には違和感が残ることがありますが、固定しないから、それがない
3)手術のとき固定する手間が省けるため手術時間が短縮される
があげられます。
ただし、当然ながら欠点もあって、それは固定していないので引き寄せる力が弱い、すなわち効果が出にくい、出ても長続きしないということです。
フェザーリフトと言うのは、初めて発表されてからというもの、美容外科医、形成外科医の冷たい視線(?)に耐えながら、どうにか世間に認められるよう効果を出そうと試行錯誤の連続でした。 その中で生まれたひとつのアイデアが固定式です。

何を固定するかというと、糸の一端を固定するのです。普通顔の上方から下方に糸を入れますから、その上方の端を固定するのです。
そうすることで下方側を引き上げることが出来るようになります。実を言えばワプトスもある意味固定を目指した手術と言えます。ワプトスは頭皮下に糸を入れて顔の周辺部を引き上げる手術です。
なぜ頭皮下なのかというと、頭皮下は顔面の皮下に比べはるかに可動性に乏しいので頭皮下と顔面皮下に糸を通して引き寄せると頭皮側は固定されたようにほとんど動かないため、結果的に顔面側のみが引き寄せられ、つまりは引き上げる手術が出来上がるという訳なのです。ただし、これでもやはり効果が長続きしにくい、頭皮下で糸のトラブルが多いという問題を残しました。
| アンカレッジのメリット | |
| (1) | ハッピーリフトと同じく吸収される糸を使用するが、毛羽立ちはさらに改良を加えている |
| (2) | こめかみ部分や前頭部毛髪の生え際で筋膜にしっかり固定する |
| (3) | あらかじめ糸の両端に刺入する針や筋膜に縫合する針をつけることで手術時間を大幅に短縮する |
プロモイタリア社の考える「次世代」、「新世代」のフェザーリフトは、
1)ハッピーリフトと同じく吸収される糸を使うが、毛羽立ちはさらに改良を加えている
2)こめかみ部分や前頭部毛髪の生え際で筋膜にしっかり固定する
3)あらかじめ糸の両端に刺入する針や筋膜に縫合する針をつけることで手術時間を大幅に短縮する
というものです。
こめかみ部分や前頭部毛髪の生え際で固定するのは、頭皮下に長く糸は入れることを避けつつも、できるだけ糸は顔面皮下に長く入れて効果を出しやすくしたいという狙いがあります。
なお、プロモイタリア社は糸が入ることで、お肌のリバイタライジング(若返り)効果もあると主張していますが、さすがにそれはどうかと思います。それを裏付けるエビデンスはまったくありません。もしかしたらイタリア人は特別なのかもしれませんね。他のクリニックではプロモイタリアの宣伝そのままにリバイタライジング(若返り)効果を掲げているところも多いですが、それを見ると気恥ずかしさを覚えます。
